コロナ後ぐんと増えた自宅に人を招く機会。心地よい空間をつくるための来客前ルーティーン。
4年ぶりの本気で楽しめる夏休み。夏祭りやイベントも復活してうれしい限りです。
合わせてぐんと増えたのが、自宅に人を招く機会。
実家の両親や妹弟夫妻から、子どもたちの友達とママ友、はたまた勤めていた時代の同僚まで、その属性は様々。滞在時間も日帰りから泊まりまでいろいろです。
コロナ前まではそれなりに人が来る機会があったものの、ここ数年はパッタリ。そのせいか、日が迫ると「来客時に気をつけるポイントってどこだっけ?」と焦ってバタバタ…。
それでも、5月以降だいぶ回数を重ねて、わたしなりの来客前ルーティーンが固まってきました。
まずは、モノを所定の場所に戻して基本の掃除を👇。
その後、プラスで行っているのはこんなことです。
■ 換気
家のニオイは自分と家族は気づきにくいけれど、外から入って来た人は敏感に感じるもの。
心地よい空間にするために、まずは窓を開けて空気を入れ換えます。余力があれば、クッションカバーなどの布ものを事前に洗濯しておくと、ニオイを元から断てて◎。
わが家は2階建て二世帯住宅の2階部分。居住フロアの2階ばかりに意識が向きがちですが、1階の玄関も一定時間半開きにして忘れず換気を。さらに、アルコールスプレーで下駄箱内を拭いて、不快なニオイをミニマムに。
換気を終えたら、ゲストの到着直前にルームスプレーで香りをプラスします。この時の香りは、万人受けしそうな強すぎないものをチョイス。スプレータイプだとすぐに香りが消えるから、飲食の邪魔になりません。
今のお気に入りは、生活の木のローズマリーとレモンのブレンド👇。
■ ゲスト目線で目に付く箇所をキレイに。
見慣れた自宅こそ、ゲスト目線で見てみるとお掃除ポイントが浮かびあがってきます。
1.インターホンとドアノブの掃除。
自分で押すことはないので、汚れていても気が付きにくいインターホンは要注意。乾いた布でホコリを取ったら、溝部分は綿棒を使って仕上げます。
ドアノブは乾いた布で汚れを落としてから、固く絞ったウエスで拭きあげると、汚れが線状に残るのを防げて◎。
インターホンとドアノブはゲストが最初に触れる場所なので忘れずに。
2.オープンキッチンをダイニング側からチェック。
ふだんはキッチン側からダイニングを眺めることがほとんどだから、キッチンの景色は特に見落としがち。
わが家はオープンキッチンなこともあって、特に女性のゲストは何気なく目がいくよう。いつもは出しっぱなしにしているグラススタンドetc…をしまったら、次の2か所を押さえます。
3.ゲストが一人になる場所=洗面台、トイレのプラスワン掃除。
個室のトイレと必ず使う洗面所は、ゲストがついついチェックしてしまう場所。家族が一通り使い終わったタイミングで、もう一度朝の小掃除ルーティーン(冒頭にリンクあり)を少し丁寧に行います。
トイレは、流せるトイレブラシで便器内もしっかりと。換気扇に貼っているホコリ取りフィルターも汚れが目立っていたら交換し、仕上げに消臭アロマミストをひとふき。ここでも生活の木のものを愛用しています。
■ 洗面所とトイレを家族仕様からゲスト仕様に。
最後に次の3か所をゲスト仕様にしたら準備完了です。
1.洗面所にペーパータオルを用意。
2.洗面所収納の扉を閉める。
3.トイレにスリッパを用意。
ゲストによってどこまでこなすかは多少違ってくるけれど、押さえるべきポイントが分かっていると、スムーズに動けて無駄なイライラが軽減できます。
準備段階での疲れを最小限にして、ゲストが到着してからの時間をたっぷり楽しみたい。
気軽に人を呼べる家を目指して、これからも来客前ルーティーンのアップデートは続きます。
・声で聴ける「暮らしのプロ」たちの来客前ルーティーンもとっても勉強になります…!