無知、最強。大人になってもビビらない。
大人になると、ビビる事が増える。
子供の頃は何も気にしなかった事に、ビビる。
なんならお化けとか、子供の時より怖いかもしれない。
それは経験と、想像力の賜物だと思う。
もうすぐ30歳になる。
ふと20代を振り返ってみると、いろいろな経験が出来たかなと思う。
日本もほぼ一周出来たし、海外にも住んだ。人も好きになって、好きになってもらえた事もあれば、ふられた事もあった。転職を何度かしたけど、どれもステップアップになった。
そして、点が線になる実感ができた。
だからこそ、この経験が良くも悪くも邪魔してしまう事がある。
未知の事のはずなのに、なんとなく先の展開が予想できそうだったり(大抵はそうはならないのだけど)、下手に想像が出来てしまうがゆえに、不安の先どりをしてビビってる。
小学生の時、道端のカラスなんて怖くなかったのに
大人になってランニングしていると、襲ってくるんじゃないかって想像が出来ちゃうから怖い。
別に襲ってこないのに。
変に想像をして、勝手に不安になって、ビビってる。
二の足踏んで、一歩出遅れて
「ほら、俺には出来ない」って自分を正当化しようとする。
やってもないのに。
だから自分が想像出来ない事に挑戦してみる。
オーストラリアに行く事を決めた時、
「英語を話せている自分」が全く想像つかなかった。
だから挑戦しようと思えた。
無知は振り返ると怖いし
自分の通ってきた道を、他の誰かが無知で通っていると
おいおい、大丈夫か!
ってなる。
でもそれでいい。
最初はみんな無知で、最強なんだ。
それがいい。
無知こそ、想像が出来ない領域に自分を押し上げてくれる。
無知こそ、ビビらずに挑戦が出来る。
挑戦した自分を好きになる。
そしたら、また無知に飛び込める。
そうすれば、怖くない。
ビビらない。
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