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人生の目的地なんて、あって無いようなものだ
こうして気が向いた時にしか、自分の頭の中を文字に起こすことは無い。
多くに人がそうであろうし、僕もそうだ。
突然だが、人生に迷っている。
というか、いつも迷っている。
目的地がハッキリしていると羨ましくも思える。
日々の喧騒に身を委ねているとふと、自分の生きている意味を考える。
別に死にたいわけじゃないから安心して読み進めてほしい。
もし君がこの先に、興味があるならば。
目的地がハッキリしていると、最短の手段を選べる。
最短の手段を選ぶまでには、紆余曲折があるかもしれないし、たくさんの失敗もあるだろう。
知識も情報も必要だし、
それを選び取る判断力だって必要だ。
渋谷に行きたいと思って、新横浜行きに乗ってしまったら、辿り着かない。
渋谷行きの電車が通る路線を知って、それに乗るという判断を下せるから渋谷に行けるのだ。
こうして目的地がハッキリしていると、どんな情報を得ることができたら良いのか明確だ。
だから僕らは安心する。
一抹の不安もなく、意気揚々と大好きな彼女に会いに行けるのだ。
人生もそうだったら良いのにと、思わずにはいられない。
日々不安を抱えて、1年後・・・いや半年後に自分が何をしているのか分からないような人生からはおさらばしたい。
だけど、どこかでそんな人生クソ喰らえだと思ってる。
そう思っている事にも気がついている。
だからきっと目的地を決めないんだろう。
目的地を決めたくないんだろう。
明日死ぬことはないと思う。
でも1年後には死んでいるかもしれない。
東急線の渋谷行きに乗れば、ほぼ100%で渋谷へ行けることは保証されている。
だけど僕らが持っている切符に保証なんか無い。
そんな先の分からない人生で目的地なんか定めて、息苦しくなったりしないのだろうか。
目的地の明確な人が羨ましくも、不安になる。
自分はどう生きるのだろう。
目的地までの自分で決めたレールを走るのか、
それともレールの無い山道を、いつか空が見えるからと走り続けるのか。
人生をカオスにしたい、それがもう目的なのかもしれない。
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