見出し画像

『静かな人の戦略書』・要約

皆さんこんにちは。内向型心理カウンセラー/自己発見コーチのこーたです!

みなさんは、こちらの本をご存知でしょうか??
台湾のジル・チャンさんによる、『静かな人の戦略書』です。

こちらは、騒がしすぎるこの世界で、内向的で人を「静かな人」をポジティブに表現し、どのようにして自分の強みを生かし、そして成功するかといった戦略を学ぶことができる本です。私自身もこの本を読んで、内向型という言葉を知り、内向型として「生きていいんだ!」と力が湧きました!
実際に、20万部も発行されており、共感されて方も多いのではないでしょうか?


今回は、こちらの本の内容を5つのポイントに分け、説明していきます!

①内向型の強みについて
内向的な人は、物事を深考える傾向があり、強みになります。多くの人が見逃すような細かい点にも気づくことができる分析力に優れています。
例えば・・・内向型人は会議の場で黙っていることが多いかもしれませんが、その分、他の人の意見をよく聞き、深く理解しようとします。これにより適切なタイミングで、的確な意見を述べることができるのです。
内向型は、表面的な情報だけでなく、背景や文脈にも注意を払う傾向があるため、より深い理解と洞察が図るのです。

この特徴をさらに活かすには・・・
自分の内向的な特性を認識し、その強みを生かす場面を意識しましょう!

例えば、重要なプレゼンの前に、十分な準備を行い、質問に対して深い洞察を持って答えることで、自分の強みを発揮できます。また、会議の際には、他人の意見を注意深く聞き、自分の考えをまとめてから発言することで、より効果的な コミュニケーションが図れます。


②深い思考力
内向型は、1つの問題について、じっくりと考える能力に優れており、この深い思考力は、問題解決や戦略立案において非常に有効です。
例えば、プロジェクトの計画を立てる際、内向的なリーダーは、全ての可能性とリスクを詳細に検討し、緻密な計画を立てることができます。これによりプロジェクトがスムーズに進行する確率が高まります。内向型は、短絡的な結論に飛びつくではなく、問題を多角的に分析し、最適な解決策を見つけることができるのです。

この特徴をさらに活かすには・・・
問題に直面した時には、すぐ行動に移る前に1度立ち止まって、深く考えてみましょう。

例えば、複雑な問題に対して、時間をかけて情報を集め、様々な角度から分析することで、より効果的な解決策を見つけることができます。
また、日常業務の際も、重要な決断を下す前に一晩じっくり考えてから、結論を出すことでより適切な判断ができるようになります。


③聞き上手
内向型は、人の話を聞くことに長けており、 このスキルを生かすことで人間関係を深めることができます。聞き上手であることは、他人の信頼を得る大きなヒントとなります。例えば、職場で同僚の悩みを聞いてあげることで、その同僚はあなたに対して強い信頼感を抱くようになります。これにより、チーム内の協力関係が強化され、仕事の効率も向上していくでしょう。内向型は、他人の話を聞く際に、相手の顔色、感情や微妙なニュアンスにも注意を払い、共感することができるのです。

この特徴をさらに活かすには・・・
他人と会話をする際には、意識的に相手の話をよく聞くようにしましょう。

例えば、相手が話している間は、合槌を打ちつつ、目を合わせてしっかりと聞いていることを示します。また相手の話を要約して確認することで、理解度を深めることができます。例えば、あなたが言っているのはこういうことですよね、と確認することで、相手に自分が真剣に話を聞いていることを伝えられるのです。


④徹底した準備
内向型は、物事を進めるには事前にしっかりと準備をすることで安心感を得ることができる特徴があります。準備が整っていれば、自信を持って行動することができ、結果も良くなります。例えば、重要なプレゼンの時、事前にスライドを何度も確認し練習を重ねることで、本番でのパフォーマンスを向上させるのです。また、計画的に準備を進めることで予想外の事態にもに対応できるようになります。

この特徴をさらに活かすには・・・
毎日のタスクや大きなプロジェクトに対して、事前準備を怠らないようにしましょう!

ミーティングの前に、議題について調べ、質問事項をまとめておくことで、当日の議論がスムーズに進んだり、また日常業務においても、次の日の予定を前日の夜に確認し、必要な資料や情報を準備したりすることで、落ち着きを得ることができます。


⑤静かなリーダーシップ
内向型は、控えめな性格からリーダー向きではない、と考える人も多いのですが、内向型でもリーダーシップを発揮することは十分に可能です!
静かに、そして確実に、リーダーシップを発揮することで、チームを成功に導くことができるのです。例えば、この内向的なリーダーが、控えめながらも、確実な判断力と深い洞察力を持ってチームを導く姿を想像してみてください。このようなリーダーシップスタイルは、チームメンバーに安心感を与え、信頼関係を気づきやすくします。内向的なリーダーは表舞台に立つことを好まないかもしれませんが、裏方でチームのサポートをすることで大きな影響力を持つことができます。

この特徴をさらに活かすには・・・
自分のリーダーシップスタイルを見つけ、それを磨いていきましょう。

例えば、チームメンバーに対して、具体的な指示を出す際には、個々の能力や性格に応じたアプローチを心がけましょう。また、決断を下す前にメンバーの意見をじっくり聞き、全員の意見を尊重した上で、最適な判断を下すことを意識します。例えば、重要なプロジェクト前に、メンバー全員と個別に話し、それぞれの意見やアイデアを集めてから、計画を立てることも効果的です。


ジルチャンさんの言葉にとても救われる想いがしました。内向型は、いままで生きづらさを感じ、外向型に無理になろうとするしかないのか、と諦めていましたが、内向型であることを自認され、その良さを生かそうとする生き方はとても勇気が湧きますね。
まだ読んだことのない方も、ぜひ読んでみてください!

Twitter/𝕏でも、発信をしていますので、ぜひチェックくださいね!

こーた@内向型心理カウンセラー/自己発見コーチ(@kota_counselor)さん / X

引き続きよろしくお願いいたします<(_ _)>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?