不安という感情との向き合い方
皆さんこんにちは。内向型心理カウンセラー/自己発見コーチのこーたです!
みなさんは、不安なときはどのように過ごしますか?
特に不安の度合いが大きい時はって、その状態がこれからもずっと続いてしまうんじゃないかって思う時ありますよね。
そういう時に、不安に対し、間違った向き合い方をしてる可能性が非常に高いので、本日は不安との間違えた向き合い方と正しい向き合い方についてご紹介します!
まず不安において理解していただきたいのは、不安のほとんどは現実にならないということです。いやいや、「悪い不安ほど、当たるんです」という声も聞こえてきますね。それは、不安に対し、間違った付き合い方をしている証拠なのです。
不安との間違えた向き合い方っていうのは・・・
1つ目、不安と付き合う
2つ目、不安を回避する
3つ目、不安に抵抗する
まず1つ目の不安と付き合うということ
自分に自信がないと、強みなことや得意なことに対しても、「もっとできてる人もいるし、自分はまだまだなんだ」と感じるようになってしまいます。最初は「大丈夫」と抵抗していても、だんだん不安になり、自信もなくなっていき、そして、あたかもそれが現実であるかのように感じてしまうようになってしまうのです。これは、不安と付き合いすぎてしまうと、なかった不安が現実化したものと捉えてしまうということになります。これが、「よく当たる」と感じてしまうことになるのです。
2 つ目、不安を回避すること
これは現実逃避になってしまい、解決にはなっていないのです。わかりやすい例としては、お酒を摂取して不安な状態を回避しようとすることなどですね。様々な方法を使って回避することも大切なのですが、やはり根本の解決になってはいないのです。
3つ目、不安に抵抗するということ
これは、簡単に言うと、不安をジャッジして戦ってしまう状態を指します。
例えば、苦手なことを克服しようとして、あえて無理してまでやろうとするとかありますよね。そしてその結果、結局できなくて諦めるなんてこともありますよね。時には無理をして頑張ることも大事ですが、「こんな自分じゃダメだ」って思ったり、不安を感じるその「本質」ってのを無視してとにかくやるんだと、不安を否定したりして、真逆の行動を取ってしまうと、さらに不安が増長してしまうことになります。
不安を邪魔扱いしてしまって、不安な自分さえも、否定してしまい、自己否定にまで繋がってしまうのです。
だからこそ、正しい不安との向き合い方を知ってほしいのです。
①不安をジャッジしない
②不安を許す
③不安と距離を置く
①不安をジャッジしない
不安は現実にならないと上述しましたが、ジャッジすると現実化しやすくなってしまうことがあります。それは不安をいつも探そうとしてしまうからです。不安のジャッジをしない意識ってのが大切になります。
不安において否定も、受容もしなくていいのです。
不安を感じていることに、気づいてあげることで十分なのです。気づいてあげるってことは、不安を感じているんだなと認識し、ただただそれだけでOkってことなのです。
②不安を許す
不安と感じていても大丈夫である、ということです。感情というのは誰でも生まれる感情なのです。
③不安と距離感を置く
こちらは、体を活用することが非常に大事です。
もっとも取り組みやすいのが、「呼吸を整える」ことです。深呼吸をするのですが、さらにポイントとしては、①しっかりと呼吸に意識を向けること、②特に吐く方を意識して、吐き切るということです。
不安を感じたら、まず呼吸に意識を戻すことをやっていただいくと、徐々に不安が薄れていって、その不安というものと の適度な距離感っていうのを体感できるようになるのです。
また、その応用編として「スクエアブリージング」というテクニックがあるので、ご紹介します。これは、呼吸を通して、一瞬で不安を消し去るテクニックなのです。
まずは、なんでもよいのですが、長方形のボックス(家にあるテレビ、パソコン、海外、カードなど)を用意していただきます。そして、左下の隅(頂点)を1点集中して見つめてみてください。息を吸いながら4秒かけ、左上の隅に目線を送ります。今度は、右上の隅へ、目線を送りながら4秒かけて息を止めます。このまま、4秒かけて息を吐きながら、右下の隅に目線を送ります。最後は息を止めて、4秒で、元の左下の隅に、目線を送ります。
どうでしょうか。一気に不安が消えた気がしませんか?
不安が強い場合には、このスクエアブリージングをやっていただくと、不安がいい距離感に飛び去ってくれるようになります。
このように、不安との正しい向き合い方というのは、できそうなものから実践していただくと良いかと思います。
改めてお伝えしたいのは、不安自体は、決して悪い感情ではないということです。そして、変に戦おうとしたり、避けようとしても、解決できるものではないのです。生きる上で、だれしも抱く感情だからこそ、向き合うことが重要なのです。どんな感情であっても、感じること、思うことは自分の自然な姿なのです。悪い向き合い方をしてしまうと、余計につらく感じてしまうかもしれません。本当の自分は、どんな感情なのか、どう感じているのかを、理解し、包み込み、受け入れていきましょう。
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こーた@内向型心理カウンセラー/自己発見コーチ(@kota_counselor)さん / X
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