『静かな力・内向型の人が自分らしく生きるための本』より
皆さんこんにちは。内向型心理カウンセラー/自己発見コーチのこーたです!
今日は、スーザン・ケインさんの著書『静かな力ー内向型の人が自分らしく生きるための本』をご紹介します。私自身、典型的な内向型なので、この本はそんな内向型の方々にとって、勇気を与えてくれる素晴らしいメッセージが詰まった一冊です!!
今回は、この本から学んだ「内向型の特徴」「無理をして外向型になる必要がないということ」「友達付き合いのアドバイス」「人前での発言のヒント」「内向型がリーダーになれる素質」についてお伝えします。
内向型の特徴
まず、内向型の特徴について、著者のスーザン・ケインさんは、よく「どうしてそんなに静かにしているの?」と聞かれることがあるそうです。その答えは状況によって異なりますが、根本的には彼女自身が「静かな人」だからだと言います。多くの人が成長の過程で内向的な性格を形成する一方で、生まれつき内向的な人もいます。
ここで、あなたがどれだけ内向的か確認してみましょう。以下の質問にいくつ当てはまるか数えてみてください。
これらはほんの一部の特徴ですが、多く当てはまるほど内向的な傾向が強いと言えます。ただし、人は単純に内向型・外向型に分けられるものではありません。自己理解を深めるために、性格診断を試してみるのも面白いかもしれませんね。
無理して外向型になろうとしなくていい
次に、内向型の方への大事なメッセージです。
それは、「無理して外向型になろうとしなくていい」ということ。社会では、ハキハキと話したり、元気いっぱいに振る舞わなければならないというプレッシャーを感じたことがある方も多いでしょう。しかし、無理をして外向的な性格を演じることは、内向型の人にとって大きな負担になります。
もし、自分の心や体が「無理している」と感じたら、そのサインを無視せずに受け入れましょう。自分を偽らず、自然体で付き合える友人と過ごすことで、心の安定を保つことができます。
友達付き合いのアドバイス
学校や職場での友達付き合いで、無理をして誰かに合わせたり、仲間外れにされないように頑張っている人もいるかもしれません。しかし、みんなに好かれようとして自分を変える必要はありません。自分らしくいられる人との関係を大切にすれば、それが本当の友情です。
内向型の人は、相手をリラックスさせたり、じっくり話を聞く能力に長けています。無理せず、自分らしい友達付き合いを築いていきましょう。
人前での発言のヒント
人前で話すことに苦手意識を感じる内向型の方も多いかもしれません。特に会議やディスカッションの場で、「間違えたらどうしよう」「注目されるのが怖い」と感じてしまうこともあるでしょう。
著者のアドバイスとしては、まずは友達との会話で意見を言う練習をすること。そして、会議や討論では、議論が始まってすぐに準備していた意見を発言することが有効です。これにより、少しずつ自信がつき、発言に対する不安も減っていきます。
内向型のリーダーシップ
リーダーと聞くと、外向的で社交的な人物を思い浮かべるかもしれませんが、実は内向型の人もリーダーに向いています。アメリカの多くの成功したCEOは、控えめで物静かな性格を持っていることがわかっています。内向型のリーダーは、表舞台で目立つことを求めるのではなく、深く考え、広い視点で状況を改善しようとする力を持っています。
歴史上でも、ローザ・パークスやマハトマ・ガンジーなど、静かに強い意志を持って社会を変えた内向型の人物が多く存在します。
内向型の人こそ、社会を動かす力を秘めているのです。
このように、スーザン・ケインさんの『静かな力』は、内向型の人にとって非常に励みになる本です。
自分らしく生きる力を手に入れたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
様々な媒体で発信をしていますので、ぜひチェックくださいね!
引き続きよろしくお願いいたします<(_ _)>
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