お互いの御葬式についてお客さまとお話ししたよというお話し

こんにちはこんにちは

先日
あるお客さまからカット中に何の話からだったか

『自分はこんな御葬式をして欲しいと考えているんだけど、丑野さんはどんな御葬式で見送られたいと思う?』

ってご質問を頂いた事をきっかけに

『お互いの理想とする見送られ方』

についてお話ししたんだけど
そこには色々な発見や気付きがあったので
今日はそんな風なお話しを

そのお客さまいわく

自分の葬式に多くの人が集まってくれるのは本当に有り難い事だと心底思う

しかし仮に魂というものがあったとして、自分は皆が自分の話をしながらお酒を飲んでいるのを少し上から眺めているというのは…

なんだかとっても淋しい…

だって自分も一緒に飲みたいから

だから、自分の葬式には来なくていいから
その夜(訃報を聞いた夜)の晩酌は1つ余分にグラスなりお猪口なりを用意して
貴方と同じお酒を注いて、そこにはいない僕を想い晩酌してくれりゃ
それで十分やと思ってる

との事

それって凄く良いですねって
その時はお互いそれで納得したんだけど、

いや待てよ
次は逆の立場で考えてみようか

と、なりまして…

すると不思議なもので、きっと自分達は
誰かの訃報を聞いたら間違いなく駆けつけちゃうんでしょうけどね

そして
同じくその場に駆け付けた友人や知人達と、故人を偲びながらお酒を酌み交わすだろうね

と、なりまして

まっ、つまる所
同じ事が起こったとしても、自分がやって欲しい事と、自分がとるであろう行動が一緒じゃないから
元気なうちに時々こんな話し合いを1人でも多くの身近な人たちとしとかなきゃね

って所に着地をした訳です

皆さんは
どんな風に見送って欲しいですか?

そして
大切な人をどんな風に見送りたいですか?

おしまい

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