和暦から年齢を確認する方法と名前のお話し

こんにちはこんにちは

さて、訪問理美容(福祉理美容)という仕事をしているとお客さまとの会話の中で

『お年はおいくつですか?』
『何年のお生まれですか?』

というお話しになり、そこから昔話に花が咲くというのは珍しくないお話し

とはいえ
特に女性に対してはその年齢に関わらず、具体的な年齢を聞くというのは、どうも何だか失礼だし、とはいえ世代を間違えてお話しをするのも失礼になるので

『何年のお生まれですか?』

と、聞く様に心掛けている次第

ところが西暦だと単純に引き算をすれば良いんだけど、和暦だとなかなかそう簡単に事は運びませんよねというのが本日のお話し

平成生まれだと、平成31年が令和元年なので
令和7年の今年は平成37年となるので計算はしやすいんだけど、昭和となると……

と、思っていたら
どうやら今年2025年(令和7年)は昭和100年だってんだから
何て事はなく昭和の生まれ年を100から引けば良い訳だから今年は話もより一層弾むときたもんだ♪

来年はその数字に【1】を、再来年はその数字に【2】加えれば良いから
これであと数年は何とかなる(笑)

「あんた、計算はやいな〜」
『いやいや、実はね……』
「ほぉ〜!なるほどな!!」

こんな些細なやり取りが、実はとっても楽しかったりする♪

とは言え、昭和100年である……
いやはや、何とも感慨深いとはこの事

この訪問理美容(福祉理美容)という仕事を始めた約20年ほど前は明治生まれや大正生まれのお客さまはちっとも珍しくはなかった

しかし時(とき)は流れて昭和で数えると100年となった今
振り返ってみると大正生まれの方は珍しく、明治生まれの方をカットさせて頂く事はなくなった

それだけ長く仕事をさせて頂けているという事は大変ありがたい事だけれど
やはり時(とき)は流れているんだなと、何だかちょっぴりおセンチな気持ちになる

そういえば女性のお客さまで
トラやクマ、リキやフネ、ヤエやタエ
などカタカナ2文字のお名前を最近はめっきり見なくなったが
どうやら、これらの名前は明治から大正にかけて流行った名前らしい

『そりゃそうか……』

と、これには何だか妙に納得した次第

因みに、1951年に某新聞で連載の始まったサザエさんだけど
調べてみるとサザエさんの母、フネさんは52歳という設定らしい

と、いう事は連載が開始された年から逆算すると1899年(明治32年)生まれと言う事になる

海に関わりがあり、設定上の年齢というか世代で流行っていたであろう名前……

故にフネさん

和暦から年齢を導き出す方法を考えていたら、その時代背景も去る事ながら、改めてサザエさんワールドの奥深さに驚きましたよという
何とも纏まりのあるようで無いお話しなのでした

おしまい

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