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好きなものを好きでいるのは難しい

僕は、漫画やアニメ、ゲーム、お笑いが大好きだ。

しかし、今はそれらを半ば強制的に、封印している。

というのも、2年前にパソコン1台でどうにか稼ぎたいと、決心したから。

自己啓発本や、成功者が言うには、余計なことをしてはいけないのだという。
とにかく、努力ができない、稼げない人は、余計なことに時間を使っているのだから、まずはその余計な時間を削るのが先決なのだという。

だから、僕は削った。
漫画、アニメ、ゲーム、お笑い。今まで僕が、なんとなしに夢中になってきたものを、とりあえず削ることにした。

いざやってみると、これらの『僕が好きなもの』は思いのほか、簡単に削れた。

「…あぁ、漫画が読みたくてたまらない…」

なんて禁断症状は、全く起きなかった。

僕は思った。
そうか、これらの『僕が好きなもの』は、本当はたいして好きじゃなかったのかな、と。



それは本当に臨んだ、好きか

僕が好きだったものは、本当に心の底から好きだったものではなかったのかもしれない。

いや、おそらく、今の僕でも、一度漫画を読みだしたら、止まらなくなり夢中になると思う。

事実、その後どうなるか気になっている漫画もいくつかある。

ワンピースのルフィは、海賊王になれるのだろうか。
キングダムの信は、天下の大将軍になれるのだろうか。
呪術廻戦の釘崎って、生きているのかな?
…推しの子って漫画が流行っているの?…アイドルの漫画なのか、それってバトルある?

なんて、気になる漫画はいくつもある。
正確にいうと、『気になろうと思えば、気になれる』

しかし、ぶっちゃけどうでもいいとも思っている。

好きっちゃ好きだが、なくてもたいして困らない。

結局、これらの『僕が好きなもの』は、ただの暇つぶしだったのだ。



どうせ暇つぶしなら、楽しくしたい

とはいえ、人生なんて、どうせ暇つぶしです。

だから、どうやって、この暇を楽しく過ごすかが重要なのだと思う。

だから、別に漫画を読んで心の底から楽しければ、それでいいっちゃ良いのだと思う。

それで、心の底から疑問が湧かなければいいんです。

「…こんなことばかりしていて、本当にいいのだろうか…」

なんて思い、暇つぶしを心の底から楽しめないのであれば、それは辞めて、別のなにかに取り組んだ方がいい。

僕がそうだったのですが、いざ自分が好きだと思っていることをしていても、どこかで楽しめていない自分がいたんですよね。

この前、漫画を久しぶりに読んだんです。
夢中にはなったし、楽しかったのですが、なにか時間がもったいない、と思ってしまった。

果たしてこれは、成長なのか、後退なのか。
まぁ、こんな疑問を感じないのが一番なのですが、なかなかそんなに達観した人間にはなれないのが現状です。

いつか、こういった『自分の好きなもの』を心の底から楽しめる日がくるといいな。

お疲れ様でしたー。

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