好きなものを好きでいるのは難しい
僕は、漫画やアニメ、ゲーム、お笑いが大好きだ。
しかし、今はそれらを半ば強制的に、封印している。
というのも、2年前にパソコン1台でどうにか稼ぎたいと、決心したから。
自己啓発本や、成功者が言うには、余計なことをしてはいけないのだという。
とにかく、努力ができない、稼げない人は、余計なことに時間を使っているのだから、まずはその余計な時間を削るのが先決なのだという。
だから、僕は削った。
漫画、アニメ、ゲーム、お笑い。今まで僕が、なんとなしに夢中になってきたものを、とりあえず削ることにした。
いざやってみると、これらの『僕が好きなもの』は思いのほか、簡単に削れた。
なんて禁断症状は、全く起きなかった。
僕は思った。
そうか、これらの『僕が好きなもの』は、本当はたいして好きじゃなかったのかな、と。
それは本当に臨んだ、好きか
僕が好きだったものは、本当に心の底から好きだったものではなかったのかもしれない。
いや、おそらく、今の僕でも、一度漫画を読みだしたら、止まらなくなり夢中になると思う。
事実、その後どうなるか気になっている漫画もいくつかある。
なんて、気になる漫画はいくつもある。
正確にいうと、『気になろうと思えば、気になれる』
しかし、ぶっちゃけどうでもいいとも思っている。
好きっちゃ好きだが、なくてもたいして困らない。
結局、これらの『僕が好きなもの』は、ただの暇つぶしだったのだ。
どうせ暇つぶしなら、楽しくしたい
とはいえ、人生なんて、どうせ暇つぶしです。
だから、どうやって、この暇を楽しく過ごすかが重要なのだと思う。
だから、別に漫画を読んで心の底から楽しければ、それでいいっちゃ良いのだと思う。
それで、心の底から疑問が湧かなければいいんです。
なんて思い、暇つぶしを心の底から楽しめないのであれば、それは辞めて、別のなにかに取り組んだ方がいい。
僕がそうだったのですが、いざ自分が好きだと思っていることをしていても、どこかで楽しめていない自分がいたんですよね。
この前、漫画を久しぶりに読んだんです。
夢中にはなったし、楽しかったのですが、なにか時間がもったいない、と思ってしまった。
果たしてこれは、成長なのか、後退なのか。
まぁ、こんな疑問を感じないのが一番なのですが、なかなかそんなに達観した人間にはなれないのが現状です。
いつか、こういった『自分の好きなもの』を心の底から楽しめる日がくるといいな。
お疲れ様でしたー。