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慣性の法則と、慣れと、習慣化【人生で大事な文字『慣』】

『慣性の法則』

人は結局、慣性の法則で動いていると思う。

慣性の法則とは、

外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則。

goo辞書

はい、外力とか辞めてほしい。
あまり聞いたことのない言葉を使われると、僕のような低能は思考停止してしまう。

しかし、ここがポイント。
成功者や、インフルエンサーがしきりに、

「思考停止してはいけない!!」

というポイントはまさにここです。
わからないことがあるならわからない単語を一つひとつ、調べればいい。
何事も小さなことからコツコツと、です。

ということで、外力とは、

物体または物体系に外部から作用する力。

Weblio辞書

ほうほう、そのままですね。
しかし、ぶ、物体系…?

物体系というのは人間が勝手に定める物体のグループのことです。例えば物体A、B、Cがあったとします。このときAとCのグループを物体系として定めるとしましょう。この場合AとCが互いに及ぼす力が内力です。AとC以外の物体が及ぼす力、BがAやCに及ぼす力が外力ですね。

引用:Study-Z

ふう…辛い。
いや、わかる。すごくわかりやすいです。
しかし、しんどい

わかる。これは理系が苦手だと思いこんでいるからしんどいだけで、実際は上記の文は、国語的要素だ。
AとかBとか出されると、僕の脳内の「数学は嫌じゃ!」くんが拒絶反応を示して、理解しようとする気持ちすら消していく。

そう、これも要は数学は苦手だという脳内の、慣性の法則から成り立っているんですよね。

人は慣性の生き物

人は慣性の生き物です。

上記のように、学生の頃から数学が苦手だと思ってしまっているから、慣性の法則が働き、僕は今でも数学が嫌いなんです。

仮に僕が学生の頃に、数学が得意だと思いこんでいれば、慣性の法則が働き、数学が得意になるかもしれない。
というか、なる

それくらい人間なんて単純な生き物です。

では、僕が数学をどうにかして、好きになるにはどうしたらいいか。

『外力を与えればいい』

冒頭で述べた慣性の法則には、

外力が働かなければ、物体は静止または等速運動を永遠に続けるという法則。

goo辞書

外力が働かなければ、そのまま運動を続けるのが慣性の法則。

ならば、運動を止めるためにはその、『外力』が必要になるということ。

はるか昔から数学が嫌い、という慣性の法則を延々と続けている僕の脳内運動を、この『外力』で止めることが大事です。

では、この場合の『外力』とはなにか、です。

外力で慣性を止める

ボールを投げた場合、外力がない限り、本来なら慣性の法則が働き、そのまま延々ととんでいくというのが慣性の法則です。

では、なぜボールは飛び続けることがないのか。
それは、外力である、重力や風力が働いているから

では、なるべく早くボールを止めるためにはどうすればいいか。

  • 重力を強くする

  • 強風を与える

などの案が思いつく。
強い外力を与えれば与えれるほど、ボールの動きは早く止まります。


ならば、数学が嫌いだという慣性の法則が働いている、僕の脳内運動をなるべく早く止めるためには、

  • 難易度の高い数学問題を解く

なんてことが思いつくかもしれない。
ボールを早く止めるためには、強い外力が必要なように、数学が嫌いだという慣性を早く止めるためには、強い外力(難しい問題)を解くのが手っ取り早いように思います。

しかし、それは無理!

確かに難しい問題を解くことができれば、自信がついて、慣性の法則が逆に向く可能性はありますが、まず、それに取り掛かるハードルが高すぎる。

僕の脳内の「数学は嫌じゃ!」くんは、そんな尻軽野郎じゃありません。

ではどうすればいいか。

ここで、慣性の法則と同じ文字を使う、『慣れ』を使えばいい

慣性の法則と、慣れと、習慣化

  • 慣性の法則

  • 慣れ

どちらも『慣』という字を使っていますね。

では、慣の言葉としての定義はなにか。

1 何度も同じ事を繰り返してなじむ。「慣熟・慣性・慣用」

2 いつも繰り返してきた行い。ならわし。「慣行・慣習・慣例/旧慣・習慣」

goo辞書

ここで、大切なのは、①の何度も繰り返してなじむ、です。
これまた重要なのは、なじむためには、何度も繰り返さなければいけないというところ。

はい、結局は繰りかえすことです。

嫌いなものでも、何度も何度も繰り返してなじませて、慣れるしかない
数学が嫌いなら、何度も何度も数学の問題を解いて、慣れるしかない

シンプルすぎる答えですが、結局これが真理です。

何度も何度も繰り返すことで、慣れる。
慣れれば、慣性の法則が働き勝手に進む。

慣性の法則が働くまでがなかなか困難なのはわかりますが、それでもいずれ慣れはする。

僕のnoteもそう。
当初は好きではなかった、文章を書くことも、繰りかえすうちに随分と慣れてきました。
今でもnoteを書くのは多少しんどいですが、書ける。
内容がどうであれ、文章を書くことに慣れた僕は、文章を書きたくないという外力がかなり収まってきている。
そう、今の僕は、慣性の法則で延々と飛び続けている状態です。

ということで、なにかを改善したい、継続したいと思っている人は、慣性の法則に頼ってみるのはどうでしょう。

慣れれば勝手に進みます。

自動運転装置のような慣性の法則は、なかなか乗り心地が良いものです。

「ダラダラダラダラ言ってるけど、要は習慣化が大事!ということだろ!!」

と思うかもしれません。

そうです!!間違いありません!!

ということで、以上です。
ありがとうございました!!

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コーシロー
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