![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105891153/rectangle_large_type_2_fb8ef6e89305ba1d9f5ca59254ed3c99.png?width=1200)
上方比較と下方比較【おバカキャラと、絶望系YouTuber】
『自分より下の人と比較して安心する』
あまり持ちたくない感情だが、どうしても捨てられない考えの一つだ。
僕たちの生活には、Twitterやら、Instagram、各種SNS、
このnoteもそうだが、他人のキラキラした生活に触れる機会が多い。
今日は仲間と、海でBBQです!
これから彼氏と、高級レストランでお食事です!
大型連休は家族で、パリにやってきました!
うるせぇ、と思う。
知らんがな、と思う。
いわゆる嫉妬というやつだ。
うらやましいだけだ。
その逆で、
今日の晩御飯は、もやしのみです…
これから借金取りと、絶望打ち合わせです…
大型連休は一人で、予定も希望もありません…
そんな人には、
「がんばって欲しい」
「応援したい」
「癒される」
なんて思う人が多いと思う。
僕もそんな中のひとりだ。
不幸に抗って奮闘している人をみると、なぜか応援にしたくなったり、動向を伺ってしまう時がある。
これはどうゆうことか。
それはやはり、
『自分より下の人を見て、安心している』のだろう。
『おバカキャラ』を見て笑う心理
テレビタレントには、天然キャラで笑いを取っている人がいる。
テレビを見ている僕たちも、そんなタレントを見て笑う。
出川哲朗さんや、狩野英孝さんを見て笑うのがそれに当たる。
これはなにか。
昔、『おバカキャラ』なんてのがいて、その人たちにかなりのファンがいた時期もある。
おバカなキャラは、愛されやすい。
見ている側も、親近感を持って接することができるので、そんな人達は好感度が高い。
「こいつ、こんなことも分からないのかよ!」
「またバカが、バカやっている!」
「まったく、どうしようもないやつだな!」
これも要は、『自分より下の人を見て、安心している』からだ。
上方比較と下方比較
『上方比較』と『下方比較』なんて言葉がある。
上方比較とは、
「あの人みたいになりたい!」
といった、自分より上の人を見て憧れる心理。
下方比較とは、
「馬鹿じゃないの?」「まったくなにしてんだか」
と、自分より下の人を見て、安心する心理。
この2つのどちらが好ましいかというと、もちろん、『上方比較』になる。
なぜなら、上方比較をする人は、モチベーションが高いから。
「あの人みたいになりたい!」
と思うと、モチベーションがあがり、努力をすることができる。
問題は、『下方比較』
下方比較は、自分より下の人を見て、安心してしまうので、モチベーションが上がらない。
「あいつ馬鹿だな!」
(自分はこいつに比べたら、マシなほうだよな…)
と思うと、モチベーションが上がらず、努力をする気も失せてしまう。
自分より下を見て安心したくない
どうしても、人は自分より下の人を見て安心してしまうものだ。
先程上げた、天然キャラや、おバカキャラに人気があるのは、そんな人達を見て安心する人がいるからだ。
僕もそうだ。
僕がよく見るYouTuberは、借金をしていたり、天涯孤独だったり、ハゲていたりと、自分よりなんとなく下だと思える人たちだ。
そんな人達を見たいと思う気持ちに抗うのは難しいが、やはりこのままでは良くないのだと思う。
なぜなら、自分より下の人を見て安心してばかりでは、自分が成長することはないから。
結論。
『下方比較は程々に』
ということで、僕もハゲ系YouTuberや、絶望系YouTuberばかり見るのは少し控えて、NewsPicksでも見ることにします。
では、以上です。
ありがとうございました!
いいなと思ったら応援しよう!
![コーシロー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75685241/profile_c2e7e4c4298260de8bb77d3f2227e0ed.png?width=600&crop=1:1,smart)