【たまには理系話】アマテラス粒子ってなんぞ!?
こんにちは、こしぇるです!
今朝のニュースで気になるワードがトレンドに上がっていましたね。
アマテラス粒子ってなんなんだ!となって、記事を見に行ったところ、正直内容がなくてさっぱりだったので、新幹線で色々調べていました笑
調べ始めると面白くて、たまにはこんなのも書いてもいいかなと思ったので、まとめてみようと思います。
日経さんの記事によると、観測史上最大規模の宇宙線を観測したそうで、それを「アマテラス粒子」を名付けたそうな。
そもそも宇宙線ってなんなのさ
宇宙線って初めて聞いて、なんぞ?となったので調べてみました。
これを見ても、正直よくわからんなとなっていたのですが、宇宙には他の銀河で爆発した時の放射線やら、太陽からの放射線やら、どうもものすごい量の放射線が飛び交っているらしいのです。
なんと宇宙に数週間滞在した飛行士は、地球上で浴びる自然放射線の約30年分被ばくがあったとされているそうで。
そう考えると、地球上にやってくる宇宙線はだいぶ薄まっているんですね。
理由はいくつかありますが、気体分子に宇宙線が衝突して、分散されちゃうとか、地球は磁場を持っているので、それがある意味バリアみたいな役割を果たしていたりとかあるんだと思います。
どうやって観測したの?
結構私が気になっていたのは、観測方法です。
観測方法は2種類あるそうで。
①衛星に検出器を載せて直接測定しよう!
人工衛星に検出器を載せて、いろんな宇宙線を直接測る方法です。
メリットとしては、実測値を測ることができるので、精密な点だと思います。
デメリットは、やはり宇宙に飛ばすコストですよね。
宇宙に飛ばす材料だけではなく、地上で不具合が出ないか、擬似試験を重ねに重ねてから飛ばすので、それも含むと莫大なコストがかかるのは想像しやすいかと思います。
②地上で検出して、逆算して推定してしまおう!
宇宙線が大気圏に突入して、いろんな気体分子と衝突し、降り注ぐのを空気シャワーと呼ぶそうです。
この空気シャワーを、地上の広大な土地に等間隔で置いた検出器で測定し、そのデータをもとに地上の物理法則を駆使して、元々の宇宙線が来た方向や大きさを割り出します。
宇宙に飛ばすよりは予算は掛からなそうなのですが、広大な土地が必要で、直接の測定ではないので、宇宙線の大きさは推定になってしまうのがネックだと思います。
アマテラス粒子は推定値
今回のアマテラス粒子を観測した方法は、空気シャワーの測定です。
コンピュータでの計算だと思いますが、気温やら天候やら補正も含めると、推定で出せるようになった人類素晴らしいと思います笑
宇宙線の影響力は?
地球上にいて、何か起こるとなると、電子機器への影響です。
ポルダーガイストかな?と呼ばれるものが、もしかすると宇宙線による電子機器の誤作動という可能性もあるかもしれませんね笑
私が怖いなと思ったのは、今これだけインターネットが普及しているので、ちゃんと対策をしないと、大規模な通信障害など出るのだろうなと思っています。
社会生活において、電子機器は欠かせなくなっているので、防護できるような研究もされているようです。
また、将来的に宇宙へ進出することも考えると、宇宙での防護も必要になりますよね。
本当宇宙って人間に向いてないと思います笑
放射線に空気、圧力、温度など、超えなければならない壁がいくつも立ち塞がっている状態ですよね。
私が死ぬまでにクリアできるかなんとも言えませんが、宇宙進出はロマンがありますよね。
宇宙線って結局どうなの?
宇宙に飛び交う放射線と聞くと、結構怖いイメージを持つ人もいるのではと思います。
もちろん被ばくすると、病気になってしまったりは当然あります。
ただ、この宇宙線を紐解いていく中で、宇宙で起こったことや、新たな発見があると思います。
実際に、アマテラス粒子が来た方向には、既知の星などはないとのことでした。
もしかすると将来的に、この検出器が宇宙のナビのような役割を果たすかもしれませんね。
終わりに
たまには理系っぽいことがぐるぐるしていたので、ここに書き記すだけしました。
私が今持っている知識で解釈し、吐き出したので、有識者からは違うということもあるかもしれません。
ただの雑記なので、お許しいただけると助かります。
でも、たまにはこういうのもいいなと思いました。
ではまた!
参考サイト