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君はOWS(オープンウォータースイム)を知っているか? セコい男の話

過去何度かOWS(オープンウォータースイム)に出場している。
基本トライアスリートなので練習の一貫だが、トライアスロンと違い、皆さん速いし、上手い。
最近マスタースイムより人気があるかもしれない。完泳の喜びがある。

OWS(オープンウォータースイミング)
海や川・湖といった⾃然の⽔の中で⾏われる⻑距離⽔泳競技。
⽔質、天候、潮汐等、⾃然条件の影響を受けることから、競泳とは異なる技術や知識が必要とされる。オリンピック種目で、一斉スタートで順位を争う。10キロ 5キロがオリンピックの種目。かなり厳しい。

そうそう海中生物、くらげ、ゾエア、ダツ、小魚、鮫も怖い。

さて自分の話に戻る。

30才の頃
スイミングのコーチに
「いけさん、筋肉に力入れすぎ、もっとリラックスしてと、言われていた」
当時は筋肉で泳いでいた。トライアスロン仲間からは
「いけさんは自転車選手っぽい」と言われていた。

体脂肪が少ない、ロン毛だ

当時、競泳出身のトライアスリートに勧められてスーパーマンフェスタ(名称うろ覚え)と言う大会のスイム部門だけに出た。

プールでの長距離スイム 10キロレース。
「プールで10キロ!」
彼は総合優勝、私は30代で年代別で優勝した。これは苦痛だった。途中でポカリと補給食を摂った。
表彰式の会食、会費を払わないで飲み食いしていたようだ。
ローストビーフとか、ワインなどやけに豪華だなと思ったが、そのまま食い逃げになった。

60才の頃
あれから30年、脂肪は付き、中高年の体。スイムは続けていた。
久しぶりにOWSに出た。59才の時、3キロに出て、海が2m近いうねり、酔ったので、今回は1.5キロのカテゴリーへ出場する。
60以上の爺さんは溺れる可能性があり、黄色いスイミングキャップ。

腹回りが悲しい、ちなみに高速水着を着た

海はまた台風の影響でうねりが酷い、さらにクラゲ祭り!
海中は あんどん、赤、カツオ オンパレード、泳いでいると悲鳴が!
ちょっと大げさだけど、そんな状況。

浜辺に打ち上げられたクラゲ、色つきは怖いヤツ!

ウエットを着るとオープン参加になるので、着ないで海中に広がるクラゲのパレードを避けながらジグザグに泳ぐ。これは泳ぎ切れば入賞だなと思った。
泳いでる最中、ライフガードが
「大丈夫ですか?」と聞いてきた。クラゲを避けて、コースから外れていたようだ。
そして泳ぎ切ると、年代別で3位となっていた。
セコいがチャンスは逃さない。

これが最後のOWSとなる。その後、心臓トラブルで参加出来ない

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