
46歳 剣道5段 文学フリマ東京39に赴く
昨晩の稽古の疲れがあるのにも関わらず、
目覚めは良かったように思います。
朝から少し興奮状態です。
本日、文学フリマ東京39に行ってきました。
前回の文学フリマ東京はどうしても行けなかったので、
感慨ひとしお、という感じでした。
久しぶりに都心部です。
西武線、東西線、有楽町線、ゆりかもめ…。
会場の東京ビックサイトは本当にビッグなサイトです。

黙って見てると自然と体がのけ反る…
ビビりました。
人、人、人…。
入場するまで20分近くかかりました。
初めてだったので勝手がわからなかった
(´;ω;`)ウッ…
前売チケは持っていたのでもう少し早めに並んでおけばよかった(泣)
なんとか入場しますが、ここでも凄い人。
混んでるブース前に迷い込むと身動きが取れない・・・

お目当てのブースを探します。
「くー24」その名も「わんにゃん堂」
ワンともニャンとも可愛い名前ですが、
孤高の作家先生方のブースです。
前回、お会いできなかった酒本 歩先生に会うことが出来ました!
やっと会えました(>_<)
自分の名を告げると、何と先生の方から手を差し伸べていただき
固い握手をさせていただきました。
前回、自分が会えない代わりに妻と娘に先生に手紙を渡すよう託しました。
先生は前の晩にその手紙を再度、読み直してくれていたようで。
ジェントルな先生の気持ちが嬉しかった…。
ロックンロールスターに会ったような感じです。
緊張で財布を取り出す手が震えました。
「こうしてぼくらはデビューした ~小説新人賞七つの道~」
これが読みたかったんです!
珠玉のマスターピース…。
作家志望の方は必読ではないでしょうか。
小説指南本は何冊か読みましたが、
ノウハウ本とういうより
作家としての心意気を教えてくれる本です。
覚悟を決めよ、と言われているようで真剣を突き付けられているようです。
穏やかで優しい語り口の中に、業界で生き抜く厳しさも感じます。
そして、酒本先生のお隣にいらっしゃった
越尾 圭先生の著作も購入させていただきました。
「クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない」
「協力者 ルーシー」
あらすじを見た途端、
ん?これ何かヤバそうだなと
マムタンアンテナがピンと立ちました(笑)
原作者がすぐ目の前にいるって中々味わえない光景です。
越尾先生とも握手を交わさせて頂きました。
柔らかい手の内でしたが、
何か強い意志を感じました。
せっかくなので、その他のブースも見てみます。
色んな作家さんの放つ地鳴りのような創作熱に圧倒されっぱなしで
すごく体力を消耗しました(笑)
こりゃ、見る方も出す側も体力要しますね。
立ち読みエリアでムムム、と思った作家さんを決めてからブース廻りをした方が効率的かな、と思いました。
次回、参加した時はそうしようと思います。
わんにゃん堂へ 最後、挨拶をしようと戻ってみると絶え間なく来客が続いていました。
そういえば13時30分に終わる、と書いていたので、しばらく先生方を出待ちすることにしました。
先生方に気づかれないところから、
今か今か、と待機中。
ただの怪しい奴…(笑)
刑事の張り込みのようです。
その甲斐あって、無事ご挨拶することができました。
先生方、お疲れ様です。
そして、ありがとうございました!

帰路の途中、ゆりかもめから見える風景に目をやるも、そこに私の心はありません。
少し悔しい気持ちが沸き起こりました。
いずれ、先生方と同じ景色が見たい、そう思いました。