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電動自転車で秋の焼津サイクリング旅
9月の終わり、昨年から参加しているボランティア活動の有志でサイクリングに出掛けた。昨年は雨予報で中止になったので、今年も前日の夜までヒヤヒヤ。当日は焼津駅前の観光協会に集合、電動自転車をレンタルして出発する。
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電動自転車はたまに15分レンタルして乗る程度。曇りの天気とはいえ、少し暑いので無理のないように走りたい。主催者が先導し、一列になってついていく。彼岸花を眺めながら「秋だなぁ」と感じる。いつもは遠くにある線路や田んぼを近くに見て走るのが新鮮だ。
今回知ったのが、自転車に乗る際のハンドサイン。右折、左折、速度を落とすなどの行動を手の動きで後ろの人に伝える。初めて走るコースなのでハンドサインで行動を知れるのが心強い。
坂道は電動自転車のギアを軽くしてハイパワーに。成沢の滝で最初の休憩があり、一息つく。「皆は余裕なのかなぁ。このペースが続くとしんどいかなぁ」とソワソワしながらペットボトルの水を飲む。
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川沿いの道に出ると、サイクリングに慣れてきたと感じた。風を切って走るのが気持ち良い。電動自転車は漕がなくても進む時があるので、体力をセーブしておく。
途中で車じゃないと行くのが難しいかなと思っていたカフェや神社を見かけた。自転車でも行けるとわかって、ぐっと行動範囲が広がりそう。
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ゴール近くの浜当目の海に着いて一安心。主催者が張り切り、1時間ほど前倒しで進んでいたようだ。ボランティア活動のメンバーとは普段話す機会があまりないので、休憩で話せるのも楽しい。
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ゴール地点の焼津PORTERSでこめふくのカツオ漬け丼をいただく。最近は読書会の後にも利用しているお気に入りのランチスポット。心地良い疲れを感じながら、にぎやかにお昼を食べてほっとする。食後のジェラートは焼き芋味を選んだ。本当に焼き芋のような味で驚き。
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PORTERSを後にして、観光協会で自転車を返却する。皆すっかりサイクリングにハマった様子。約16kmのコースは起伏も程良く、初心者にピッタリだった。初心者が安心して楽しめるように考えてくださったのがありがたい。この感覚を忘れないうちに次のサイクリングに行きたい!と色々なコースを眺めている。