何もかも否定ばかり
ハトコ姉妹とは前々から一緒に暮らす案が出ていた
私が2度目の離婚をするとき「夫が家を売ると言っている…」と話したら、ハトコ妹の方が
「絶対家は手放しちゃダメだよ。みんなで一緒に暮らそうよ」
と。
ハトコ妹は10代の頃から私の部屋に入り浸っていて、その頃からずっとそんなことを言ってた気がする。
ハトコ妹は10年くらい前の離婚のときにうつ病を発症した。
離婚してからは実家暮らしだが、弟が結婚をして実家へ同居しているのでいずれは家を出なくてはと思っているらしい。
だが、うつ病発症から仕事が続かず苦労しているようだ。
ハトコ姉はまさにいま病んでいる。
この2人に比べたら私は軽症なのかもしれない。
2人とも家は出たいが1人で生活費を払っていけるかどうかで躊躇っているようなので、それなら部屋を提供するから私の生活を2人で助けてください…という考えだ。
これに反対した母は私にハトコ妹の悪口を言い始めた
「仕事が全然続かないんだから家賃なんて払えないんじゃないの?」
「おじさん(ハトコ父)が言うには、すごく気分屋で機嫌が悪いと口もきかないらしいよ」
「家に一銭も入れないんだって。光熱費なんか全部おじさんが払ってるらしいよ」
まあ、とにかく、シェアハウスなんて上手く行くわけない…と言いたいわけだ。
私としては、ハトコ姉妹も困っていて私も困っているのだから名案だと思ったし、ハトコも「いいかもしれない」と言ってたので私の気持ちはどんどん明るくなっていたのに、この母の話でなんとも嫌な気分にされた。
やってみるだけやったっていいじゃない。
それでダメならやめればいいだけじゃない。
どうしてやる前から否定ばかりしてくるのだろう。
高3の進路相談のときもそうだった
私が行きたい学校、将来やりたい仕事をことごとく否定してきて、結局母のご希望の進路になった。
強要はされていないが、母に否定的なことを言われると、たしかにそれは良くないことのような気になってくるのだ。
たぶん、母の言い方にあるのかもしれない。
自分の考えていること、知っていること以外は「間違っている」ことのように言う。
その昔、家にお客さんがきたときに母に「お茶入れ手伝ってよ!」と呼ばれ、大きな菓子パンを切るように言いつけられた。
「どういう風に切ればいいの?」
と聞くと
「どうでもいいよ!」
と荒い口調で言うのでピザのように切ったら
「なんでそんな切り方するのよ!こうやってこうやって切ればよかったのに!」
と、さらに荒い口調で言われた。
それなら聞いた時にそう教えてくれればいいじゃないか。
どうしてピザ切りじゃあいけないの?
別にいいじゃない。
何がいけないの?
母の思い通りじゃなかったから?
去年亡くなった父とは、私は気が合わなかった。
よくケンカをした。
でも、思い返してみるとそれも母が原因を作ったような気がしてきた。
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