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CTOになり、慣れないコラム記事を書いたという裏話

普段よく見るwebメディアの記事ってあるじゃない?あれなんだけど、さらっと流し読みしたり、熟読したり(前者が圧倒的に多いけど、)、まあ大変ですねアレ。毎週とか書いてる人本当に尊敬します。住んでる方向教えてください。足向けて寝ないので。

慣れないことだったけどまあまあ内容とか評判良かった(と思いたい)から、せっかくなので裏話をここに書き留めます。
ちなみに本編は以下のURLです。ご興味ある方はぜひ。


まず最初にしたこと


そもそも、ワタクシがCTOになること自体が異例で、自分でも「え?CTO?キャンプ楽しいおじさんの略の間違いじゃ?」みたいな気持ちでして、今もまだそんな面持ちでいますけど、そんな流れから会社のwebサイトに載せる記事をヤクザみたいな役員に依頼されましたわ。あーいやだいやだ。無理無理。仕事忙しい忙しい。寝たい寝たい。〇〇したい。って気持ちとの戦いがここから始まりました。

つっても、そんな気持ちのままじゃなんも何も進まんし(老化は進む)、性格上ボール持ったままの状態が生きている中で3番目くらいに嫌いなことなのでまずテーマ探しから始めました。

久しぶりにやってみた脳内メーカー(まだあったのね)


テーマ探し それは

当てのない旅。ゴールのないマラソン。とにかく筆が走らん走らん。いささか先生の気持ちすごくわかる。ノリスケのこと嫌いになった。『締め切り』って言葉がス◯ングに聞こえるくらいムシャクシャしました。

ちなみに当時考えてたテーマがこれ

  1. これまでの人類も負を打開して革命を起こしてきた
    →コロナとかで大変なときこそがんばんべー的なことを書こうとして普通のことしか出てこなかった

  2. どうやら私達は今まで数字に支配され生かされている
    →なーんか、ばっくりと最近みんな数字気にしてるな-って話をヒントに何か面白いこと書けないかな-と考えてたけどなんも出てこなかった。そもそもお前が言うなって

  3. 今日で娘がピアノとプールを辞めると伝えてきた話
    →プライベートな話とかお子さんいる層とかマネジメント層に刺さらんかな-と考えたけど、そもそも辞めただけなので何も出てこんかった。そもそもコンテンツホルダー側の許諾(嫁と娘)が必要なのかもって思ってめんどくなって俺自身が辞めた

  4. 規制とルールがこの世で一番簡単に作れるシステムであるが故に…
    →CTOだからなんかかっこよくシステムとか仕組みの話しようかなって思ったけど、すべての人を敵に回す感じがしたのでそっと筆を置いた

  5. この世にある仕組みで、完全なものはまだ作られていない
    →仕組みのゴールってなんだろうかなってことを考えたら実は完璧な仕組みなんてねーなって気付いたんだけど、前項同様に国も敵に回す感じになってロ◯アに狙われそうになるかもと思ってそっと筆を置いた

  6. このすばらしい世界で
    →脚本家か映画監督になったつもりで書いたらよくね?って思って書き込んだけど見事に序章も作れずに打ち切りに。

  7. 機械は指示通りにしか動けないが、人は指示なしでも動かせる
    あーもー色々ダメダメ!絶対ダメ!

っていう感じでした。
※需要があれば掘り下げて記事化しますので2025年くらいまでお待ち下さい。

結論、全然進まないのです。俺もっと勉強しておけよ。マジでクソが。




まずは形から

悩んだ末、もう元同じ部署のヤマちゃん【クリエイティブの熱量高いパイセン(年下)】に写真撮ってもらおうとしました。そりゃもーすんごいかっこいい写真できたら今まで使ってこなかった脳みその奥まで電気流れ始めんじゃね-かって思いと、半ば自分へのプレッシャーを与えるためですね。

早速ヤマちゃんにSlackして

はい完了。あとは明日になればクオリティ高い写真ができあがるわ。
それは淡い期待と思い込みじゃなく、マジで飯食いがてらに良い写真撮ってくれました。さすがっす!そしてプロの仕事を目の当たりにしました。

できた写真がこれら(採用されなかったオフショットだけ公開)

飯食ってるとこ、ちなみにソースカツ丼です(いくら丼とかじゃないよ)
カタギじゃない怖い人(っぽい人)写ったから却下
いい感じだけど短足が目立つので却下
カッコつけてるけどコーヒーの飲み方がコーヒーに飲まれているので却下

みたいな感じで良さげ写真が満載で無事終われました。ありがとう世界のヤマちゃん



無理やり手に取った筆は

あまりカッコつけて記事書いてもあとあと自分の首が締まるだけなので手元にあって読んでた本と普段なんとなしに考えていることを業務時間外にしたためてみました。あ、そうそう。本を基本読まないのですが、私が本をよむスタンスというのがあって、

  1. 知識のためのインプット

  2. ぼんやり思ったことを言語化してあることを再確認

という2種類があって圧倒的に後者が多いのです。この読み方、皆さんに超絶おすすめです。特に何かを学ぼうっていうスタンスではなく、そうそうこう言うことだったんだ!っていう気づきを得るためと再確認のためです。そうすると理解も深まってアウトプットの精度も上がって自尊心も刺激されて言うことなしです。

ちなみに手元にあって読み直したのがこれ

これは記事書く云々の話じゃなくてなんとなしにここに書かれていることを実践してきた気がするなー(気がするだけ)で買ってみた本。伊藤先生の0秒で動けとかもおすすめ。

管理職試験前に経済のことわかっとかないとだめやな~的に思って買った本。元々英文だったのを日本語訳したものなので少し分かりづらいけどけっこうへぇ~って思うことが書かれてたのでおすすめ。これまでの経済は余剰によって発展したんだってさ。余剰の読み方すら当時わかんなかったよ。

ヤクザみたいな役員から「◯月からCTOだから」と言われて5秒後に買った本(AmazonでCTOで検索してすぐに出てきたので)。CTO云々の話ではない気がするけど、物語風で読みやすかったです。建設業界で新規事業を託された主人公がこの後何をするのか気になります。しかし登場人物が魅力的すぎて少し自分ごと化しづらかったな。

でしょうね。

記事を書くというより誰かに向けて想いを綴る感じ

色々お膳立てができてきたところで、少し思考を変えて、自分がためになったこととか驚きとか自分の言葉だったらどう書くかみたいな意識を持って書き始めました。実はMTGの合間に書き殴りました。写真素材の中には最近会社の有志で行ったキャンプの写真も残っていたので拝借しておきました。そうすると結構面白い感じに仕上がっていき、それが割りといい感じに組み立っていったという。

薪割るCTO
薪割れないマーケの人
オシャレしか感じないクリエイティブのプロキャンパー


ちなみに業務時間の20%って以外に多いよ

何気に読み飛ばしちゃうとそれまでだけど、20%ルールを表組みにすると意外に多いんですよ。おやおや、通常のビジネスタイムで業務を終えれない人は困りましたね(フリーザ風)。やっぱ一番貴重なのって時間よね。

毎日の終わり際にするパターン
一日をそれに当てるパターン


出来上がったのは風土づくりめっちゃ大事だぜってこと

結果的に出来上がった記事は風土づくりがめっちゃ大事だぜ!っていうの。多分なんだけど風土が出来上がっていない会社とか組織とかチームとかめっさ多いんじゃないかって話。それにしてもゴールに対しての論理付とかストーリーの組み立て方ってすごく難しいですね。すごく勉強になりました。

マスクしないとだめだったかな。。。

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