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記事一覧
Melt in a Fluffy
oasis / Half the World Away
さざなみが連れて行くよ
大きな波に攫われた漕艇
水浸しだから
乾くまで待つの
鴎が狙うから食べ物は
全て魚達に取り分けた
Sea take something
A little boat was stolen by big wave
Waiting until the boat dry
Give evrything to a little
Into your eyes
Oasis / Acquiesce
飛び抜けて群青
振り払う、砂埃
呼び鈴は誰の為の手紙を運んできたのか
郵便受けをすり抜けた
薄水色の封筒は部屋を漂い消えていく
Step out lapis lazuli blue
Wipe out a flurry of dust
Who is the bell call for?
A blue envelope flow and vanish
湖を
Falling deep forest
oasis / The Hindu Times
頭上で回るシャンデリア
天井と明かりを結んでいる
その紐をぷちっとこの手で切断するの
The chandelier is spinning round and round
It’s cut the rope with ceiling and chandelier
真っ逆様に落ちていく
大きな音を立てて
きらきらと細かな硝子と明かりが
フロアを眩
Clear River
oasis / Roll It Over
さらさらと絶えず流れていく小川のせせらぎ
川行く小魚を透き通る水面が貫くの
掌を水の流れに浸けたら清らかに
行き交う視線は一瞬だけ交差して
消えていく
A river flows clearly
The clear water pierces a little fish swimming in the water
The hand changes cl
Strawberry Night
oasis / Talk Tonight
絶対に待っていてね
すぐに、隣に運んでもらうから
月が助けてくれると約束してくれたから安心して
今夜の月明かりのその一条の空きに
紛れ込んで運んでもらうの
だからそれまでは
1人で淋しくさせてしまうことを許して頂戴
すぐに、抱きしめに行くから
待っていて頂戴
黒猫が通り過ぎていくね
こちらを一瞥して通りの向こうへまた消えていく
まるでまた明日にでも笑い
Who The F**k Is xxx ?
Liam Gallagher / Wall Of Glass
打ち付けて慟哭
ガラスの檻は
ラッダイト運動へ
消えた瓦礫の渦
目の前にはらはらと
舞い落ちる
シャツの色は
一秒毎に変化する
万華鏡の百変化
同じ模様は、重なりは
二度目は狭間に消えゆく
壊して、消して、潰して
決めて、極めて
花開く
古いトランクに眠る
饐えたガラクタ
過去の遺産と呼ぶべきなの?
それとも負債
要らない
燃や
Shooting Star
Liam Gallagher / Everything’s Electric
泣いているあの子に花向けを
四葉の庭園に埋もれて
手を空に伸ばす
漏れ出るため息は
泡沫の記憶
海を昇り、空に潜水
細切れに霧散した光の筋
伸ばす視線に籠るは流れ星
星月夜の幻
必要ならば太陽を壊して
月を持ち込もう
それが望みならば
空を堕として海を拡げよう
届かない空を海を
睨み続けて三千年
成し遂げた暁に
My sweet home
Oasis / Let There Be Love
草原の緑に顔を埋める
草葉の青い香りが首の下へ
満ち満ちていく
空を満たして揺蕩う雲はまろやかに
移ろう季節は
ほのかな寂寥を湛えて
星を握ろうとした指の間を
蝶も木の葉も無言で交わして
森にかえる
傷は癒えて塞がり
新しい姿を目の前に
巻き戻した包帯は胸元に携えて
白い渦を見せたい鳥は行方知らず
消えていた声は口元に舞い戻り
頼んでいたド
(not) Sleeping
其は我に在らず、我は其に在らず。
oasis / Just Getting Order
突然思いついた文章を、ノートの端に書き留めてみてはペンの先でかき消す。
そして消しゴムで永久追放する。
この無意味なやり取りを何度か往復すると退屈な授業はチャイムの音で区切られた。
チャイムの音を合図に教室が授業を閉ざしたところで、特段やることもなく机の上に突っ伏して次のチャイムが響く時間を待つばかり。
立
The Chairs
Liam Gallagher / One of Us
彼もなのだろうか
声を届けようと
必死に
底の見えない暗穴を
落ちている最中
頭をのめり込ませた
青空は嘘みたいな爽やかさで
青色は何一つ手に掠らなくて
叫んでもこだますら耳に戻らない
今はそこにないかつての光景
空のビールの瓶の行列
灰皿に重なる吸い殻の山
綺麗に整えられた食卓の上に
いつかの残滓を投影する
後悔の残り香に頭を浸けて