お茶碗
抹茶を飲むお茶碗も季節により形や柄などが変わります。夏はお茶が冷めやすい口の広い平茶碗、別名夏茶碗。冬の寒い時期はお茶が冷めにくいように口のすぼまった筒茶碗。
平茶碗は夏によく出されますが調べてみると夏以外でも使っていいような…今度先生に聞いてみます。
私の習っている流派ではあまりみませんが、流派が変わればガラスの涼しげなお茶碗でも頂いたりします。
夏場や冬の寒い時期以外には普通のお茶碗ですが、形も様々、柄も様々、値段も様々…その中でもお気に入りが出てきます。手に馴染むもの、お茶を点てやすいものがやっぱりいいですね。
ただし平茶碗、筒茶碗、絵柄のあるものは濃茶では使わないようです。
お茶碗の写真はお稽古に通っている佐藤先生のところのものを掲載させて頂いてます。
茶碗の形の色々
産地についても一楽ニ萩三唐津という言葉がある。茶碗の扱いやすさ などから好まれる茶碗の産地の格付を表しており、1 位が京都の楽焼(らくやき)、2 位が山口県萩市の萩焼(はぎやき)、3 位が佐賀県唐津市の唐津焼(からつやき)と言われています。
お茶事などで客の好みなどに合わせて茶碗を選ぶことを茶碗組(ちゃわんぐみ)といい、釜や水差しなど道具を選ぶことは道具組と呼ばれますが、お客様や季節感を考えどれにするか…悩ましいですが多分楽しいことなんでしょうね。
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