パニック障害ではありませんが、
今日は漫画の紹介です。
この本は恩人からプレゼントされた本です。激務に耐え、さらなる激務に追い込もうとする私に「ちょっと力抜け!」という気持ちでプレゼントしてくれたんだと思います。宝物です。
○『パニくる!?』
○要約
オタクな生活を送る女性が、突然パニック障害に陥りそこから回復していくお話です。
○知っとこ「心のフェーズ」
この本は、「自分パニック障害かも?」と思うための本ではありません。
この本は、パニック障害でない人が「パニック障害」を知る為の本でもありません。
この本は、心の状態 フェーズを知るための本です。
心の病に陥る人が多くいる昨今ですが、私はこの本を読んで、思ったことがあります。結果的に「パニック障害」、結果的に「鬱」になるだけで、経過するフェーズや段階は似てるんじゃ無いかと。それなら、重症度は違えど、自分がなんとなく不快に思う症状がどのくらいあるのか。心のフェーズ今どの辺なのか、心のSOSサインはどんな物があるのか知っておいた方がいいのでは?と思います。
○一番しんどかった時
私の症状は下記のようなものです。
・手汗が半端ない(これは今もわりとそうですが笑)
・動悸
・電車に乗れない
・バス酔いが秒で起こる(元々乗り物酔いするタイプ)
・映画館に入るのが怖い
・息苦しい(襟のある服を着ると首を締められているような苦しさがやってくる)
・人混みが怖い
あとは、この本には無いですが
・手足が痺れる
・手足の芯が常に震えている
・人前で泣くことに抵抗がなくなる(通勤時間に、周りに人がいても泣いていた)
などなど。列挙すると結構やばいですね。本書を見るとわかりますが、結構当てはまっているんです。ちなみに動悸や、手の震えは当時は違和感を覚えていませんでした。みんな同じだと思っていたから。病気がわかって症状が治った頃に「生きるのってこんなに楽なんだ」って思いました。手が震えない。足がすくむような震えがない。体が一緒に揺れて耳にガンガン響くほどのほどの動悸がなくなった。「え、なにこれ 楽やん!」ってな感じに。
○「病院行こう」って言ってくれた。父親ありがとう。
症状は、私には呼吸をするのと同じような感覚だったので、辛いという気持ちすら起きません。「電車に乗れないのはちょっと困るなぁ」程度。でも、決定的なことが起きました。
症状;歩けなくなる。
普通に仕事して、普通に退勤して、普通に帰路ついに着いた途中、あと、3メートルも歩けば自宅なんです。見えている。なのに突っ立ったまんま一歩も動けなくなりました。しかも、「痛い」とか「苦しい」とかではなく、なんとなく「あ、ダメだ」って思ってしまったんですね。
私が病院にいった結果の診断は、全く心の病ではありませんでした。血液検査で異常値が出ており、引き起こす原因がある。お薬で補うことで全快へと進むものです。(何病っていうのは、どうしようか迷ってるので、今回は割愛。取り合えず普通に元気なのでご心配なく)
○心の状態を知るのは、脈や体温を測るのと同じ
今は激務から離れて、程よくのんびり過ごしているのが他の投稿からもわかると思いますが、今でも、ストレスがかかると症状が出ることがあります。でも大丈夫。どうしてそうなるのかははっきりわからなくても対処法は承知しています。苦しくても絶対楽になる方法を知っている私は最強です。まずは自分の心の観察から。
○おしまい
体温を測ると風邪かどうかわかりますよね。
脈を測ると、いつもより高いかどうかが目安になります。
心の状態も同じように目安になると思います。
私の場合「無呼吸癖」があります。呼吸するのを忘れるんですね。もしくは呼吸が極端に浅い。そうなると、頭痛がしたり、吐き気がしたり、バス酔も激しくなります。なので、気がついたら深呼吸。吐き気はとても分かりやすい目安です。吐き気が出てきたら、「今のタスク量は異常値 自分忙しすぎだぞ!」と警告を出します。そして大きく深呼吸。これで大抵のことは治るんです。(私の場合)