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no.3 魔法の作文3/3

2021.1.8
朝からカレーを3時間煮込んでみました。
晩御飯がたのしみです(^^)

前回の記事に引き続き魔法の作文最終回です。
そもそも冬休み課題の作文に向けて構成してきた授業なので、ようやく本題に入ります。

本日の目標は「作文の構成をつくろう!」です。
導入ではseebeを使って作文用紙の使い方をおさらいです!
・題名、名前、段落分け、会話文等…
・作文の構成パターン
高学年ともなると初めてではないので、知っている単語の登場にテンションが上がります。

冬休みの課題はそれとして、模擬的に原稿用紙1枚、つまり400文字構成で文を作ってもらいます。
ランダムで写真を配り、お題の写真を見て自分の物語を文にします。これはノルウェーの小学校でやっていた国語の授業を参考にさせてもらった方法です。

今回は"構成"に意識して欲しいので、書き始める前に原稿用紙に大まかな区切りを入れてもらいました。
起承転結それぞれ4.5.5.4で区切ったり、
始中終で3分割に区切ったり、
意見、理由で3:7に区切ったり、、、
自分の中でここまで書くぞ!という目安をつくります。
20分程執筆時間を取り、残りは全体で回し読み、感想シェアをしました。

写真を用意した指導者側はもちろんその写真のバックボーンを周知している訳ですが、初見の子供たちからは様々な解釈が生まれ驚きました。先入観って怖いですね。
爆笑する青年の横顔を叫んでいる、ととらえたり、振袖を夏祭りの帰り道と表現、チンアナゴの姿を擬人化するなど流石です。
そして今回は教師からのフィードバックではなく、子供たち同士でのフィードバックとしました。読んだ相手がどう感じるのか、集団授業ならではの学びがありますね。
もちろん、書きあぐねている子にはサポートをしますが、最優先事項は「好奇心」です。
あくまでエンジンを稼働させることがサポートの目的なので。

今回の授業の目的は、
・自分で文章を構成する
・相手に伝える文章(説明的文章)を書く
・具体的な他認の練習

この3点です。

時間が足りな〜い!もっと書きたいのに!!
という声が多く聞こえたのでスペシャールプレゼント🎁
クリスマスも近いし、、最後まで書きあげて清書をするという条件で冬休み課題の作文の作品にしてもOKということにしました。
文章作りを楽しんで貰えて何よりです❁⃘*.゚

長々と御付き合いありがとうございます、これで全3週の作文講座が結びとなります。
来週の授業で課題を集める予定です。どんな作品が生まれたのか、楽しみにしています。

作文は国語力の根源であり、国語の授業の中でも学びの集大成とも言える教材です。
文章を書くことや、言葉で自分を表現することに少しでも親しみを感じて貰えたら大成功かなと思います。
国語力は人間力、人間力は生きる力。

みなさんはどんな作文指導をしてらっしゃいますか?まだまだ未熟者ですが、様々なアドバイスやご意見頂けると幸いです。
指導経験は3ヶ月とヒヨっ子ですが、子供たちとっては「先生」なんだとじわじわ実感が湧いてきている今日この頃です。

1歩ずつ、励んで行きたいと思います。🌱✨
『一笑懸命』

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