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11月は上手く息ができなかった。

自分がこんなにも未熟で、「周りの人のため」とした言動が、結局は自分のエゴでしかなかったことを思いしらされた。自分に余裕がない時、人を突き放してしまう癖ができてしまっている。大切な人たちを傷つけたし、自分自身も適当にした。

「いい人でありたい」と常々思うが、結局は自分に余裕がないと「いい人」にはなれない。だけど、余裕を作るのは結構難しい。まだ自分を大切にする方法を模索している中だ。そもそも「いい人」になる必要なんてないのだろうけれど、自分が誰かに支えられている分、周りの人を想いやれる人でありたいと思う。

11月を乗り切ってみて、余裕がないことを表に出し、孤独を飼い慣らそうと努めるのではなく、世界が暗く見えている中でも周りには私を心配してくれる人が自分が思っている以上にたくさんいるということを感じることが大切だと分かった。

いつも一緒にいる友人からは
「私の今の幸せの40%は貴方でできている」と、キラキラした瞳で私を見つめて、

友人のような母からは
「大丈夫。今は休んで。ゆっくりでいいから。」と、美味しいタンシチューを送ってくれて、

繋ぎ止めてくれた恋人からは
「だからこそ、貴方の側に居させてほしい」と、会える日は会いに来てくれて、

くだらない話しかしていない地元の友人たちからは
「貴方が地元に帰ってくるの待ってるからね」と、笑わせてくれた。

自分が誰かに想われていることに気付くだけでも生きる理由になることを知った。それだけで、ちょっとだけ余裕ができて、まずは自分を、自身を大切にしようと思った。

あったかいご飯と、あったかいお布団と、あったかい私の好きな人たちと、あと1ヶ月を過ごしきれるといいな。

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