黒糖梅酒と黒糖焼酎梅酒
こんにちは【黒糖焼酎飲もうでぃ!】前田“まえぴょん”秀樹です。
前回は10月の【黒糖焼酎飲もうでぃ!】の活動日程のご案内をしました。
さて今回ですが、タイトルの通り「黒糖梅酒」と「黒糖焼酎梅酒」についてお話しします。
「えっ、同じじゃないの?」
そういう声も聞こえてきますが、似て異なるどころか全く違うものなんです。
黒糖梅酒
ときどきチェーンの居酒屋などでも見かける「黒糖梅酒」
甘酸っぱい味わいと黒糖のコクも感じられて、女性にも人気ですよね。
「ほら、だから黒糖焼酎の梅酒のことでしょ?」
いえいえ、違います。
まず、黒糖焼酎がどんなお酒だったか思い出してみてください。
そう、黒糖焼酎は鹿児島県奄美群島でのみ製造が許されているお酒です。
一方黒糖梅酒はというと、国内のさまざまな場所で作られています。
中でも有名なのは、大阪に本社を置くCHOYAの本格 黒糖梅酒 だと思います。
メーカーのサイトを見てみると
黒糖100%使用。
紀州産南高梅と黒糖蜜、酒精、黒ラム酒だけでつくった本格梅酒で、豊かな香りと深いコクが特長。食後のデザート酒としてオンザロックやソーダ割りの他、牛乳割りやバニラアイスにかける等、様々な楽しみ方ができます。
と紹介されています。
黒糖100%使用・・・・ふむふむ。
紀州産南高梅と黒糖蜜、酒精、黒ラム酒だけでつくった・・・・ん??ラム酒??
ハイそうです。
「黒糖梅酒」とは黒糖焼酎を使ったものではなく、黒糖を使った梅酒なんです。
分かりにくいですか?
つまり黒糖梅酒は、梅を日本酒や・ラム・ブランデーなどさまざまなベースのお酒と、糖分として黒糖や黒糖蜜を加えて梅を漬けこんだものなんです。
なので商品の特徴として、黒糖の優しい甘さとコクを分かりやすく出している商品が多いのだと思います。
その印象から
「黒糖焼酎は甘い酒」というイメージが広まっているのかもしれませんね。
黒糖焼酎梅酒
対して黒糖焼酎梅酒とは、黒糖焼酎をベースの酒として仕込んだ梅酒のことで、使う糖は黒糖だけでなくザラメだったり氷砂糖だったり様々です。
黒糖焼酎梅酒として商品化しているものは少なく、徳之島の奄美大島にしかわ酒造さんの「燦々梅酒」
そして奄美大島酒造さんの「あまみ梅酒」くらいです。
一方、レシピサイトやYouTubeには黒糖焼酎で漬ける梅酒がたくさん紹介されています。
黒糖焼酎の甘い香りやコクは梅の酸味にもよく合うので、ご家庭で梅酒作りをされている方は、一度黒糖焼酎梅酒に挑戦してみて下さい♪
今回はこの辺で、次回もお楽しみに!
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