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心と身体のつながりを感じる体験で悩みは取れる

ミュージカル「ルードヴィヒ」を観劇させていただきました。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

言わずと知れたドイツの作曲家。
父親から「飼育」され、聴力を失い、心まで失いかけながらも、音楽に、音楽の未来に情熱を注ぎ続け、一縷の光になって死に出会に行くまでのその生涯を描いた圧巻の120分超大作でした。
観終わってから、もう、何も考えられない。すぐには立ち上がれないほど。

観ながら気付かぬうちに何度も涙が流れていました。本当になぜ、泣いたのか。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロの生演奏も素晴らしいのはもちろんのこと、ストーリーの構成がとか、表現力、歌唱力、セリフの一文字一文字、その奥にある意味や内容とか、それら意識して感じられる素晴らしいもの全てを浴びて、人間の五感を超えて身体が反応したのだと思います。
「ベートーヴェン」その人の生涯を通して、人生で通る課題を諦めたり乗り越えてきたりしてきたことを、体は覚えているのでしょう。
《心と身体は繋がってる》を実証できました。

神はなぜ才能ある自分から聴力を奪うのか?自分らしさという檻の中でもがき苦しみ、心から気づき変容していく様、

あるがままの姿で生きようすると傷つきもがくのは、それは、本当はやりたいことがあるからなんだと感じさせられました。

希望と絶望
光と闇
才能と夢
孤独と喪失
愛と憎しみ
生と死
怒りと慟哭
後悔と執念
自由と否定
あるがままあるいは偽りの自分

誰の夢を生きているのか
誰の期待に応えようとしているのか

そんなことを自分に突きつけられたように思います。

現代の私たち、もっと自分の心の声を聴くことが必要ですね。

「悩んでいる」そういう自分に気づくこと。
気づくって自然な治癒力です。

自分の心の声や自分のやりたいことがわからなくても、具体的辛かったこと思い出そうとしなくても、
身体を解放すると悩みも消え去っていることがあります。

現に私は、ミュージカルを観る前と後では何を迷い何が不安だったのか、もう考えられない。
ミュージカルを全身で「浴びて」癒されて心も癒された証です。


家に帰り、お風呂でまた泣いて。
身体を癒すと涙が出るという、
条件付けがなされたようです笑

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