読書記録。松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』を読んで
松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』(光文社)
友人が紹介してくれた本。
読みだしたら、どのページも、もれなく
「そうよね。書くとこんなにうれしいことがあるのよね」
と、共感の嵐……。
松浦さんは、こう書かれている。
なんで、この本に、こんなに背中を押されたように感じたのか。
書こうとすることで私には
見えてくるものがたくさんあったし、
書かなかった頃より
丁寧に物事と向き合えるようになったし、
だれかに教えてもらうより
自分が見つけたものに確信をもてるようになったし、
「書く」ことで、もたらされるものは大きいと感じていたけれど
それ以上に、松浦さんの文章は
書くことで、人生はもっと深く豊かになる。
と思わせてくれる。
この「秘密」という言葉がいいなと思う。
松浦さんが言う「秘密」とは、自分が発見した物事の本質。
だれかに正解を教えてもらうのもいいけど
これって自分にとって
こんな意味があるんだ……とか
他の人も知ると楽しいかも……とか
自分が気づく瞬間は、ピカッと光るような楽しさがある。
宝物のような「秘密」を発見して
言葉にしていけたらうれしい。
そういう希望を抱かせてくれる本。
紹介してくれた友人に、感謝を伝えたい。