本屋さんが俺の中でAIに勝った瞬間
ここ数日、「授業デザイン」とか「カリキュラムデザイン」みたいなことを考えてます。
授業を通じて伝えたいコンテンツの中身(Python、Linux、Gitなどの技能的な部分)は、十分自分の中に知識も経験もあります。ただ、それを今までのところ個人レッスンの形でしか教えたことがない。
ここにきて、(まだ企画の段階なのですが、)ある程度の人数の生徒さんに集まってもらい「クラス」「講義」「ワークショップ」という形、つまり個人レッスンを超えた形態で先生をやれるかもしれないというチャンスが訪れました。
というわけで、企画は本決まりではないにしても、「知っておいて損はないでしょ」「人生の糧にはなるべ」ぐらいの気持ちで、とりあえず勉強だけはしておこうと思い、いろいろ模索しております。
授業デザイン初心者
最初は企画主の担当の方と意見交換をしたり、ひとりでブレストしたりしてました。そういった中で自分に足りない知識が少し明確になってきたので、本を読んで補おうと思い、まずはいつもの通りAmazonで検索。
ところがなかなかAmazonで即ポチってしまうほど「これだ!」という本が見つからない…。
「授業をどう作っていくか」というテーマで普段全く本を読んできたことがないのでAmazonのAIは私のそんな傾向は「知らんねーよ」状態。
加えて、こちらが入力できる検索ワードもどうも的を得たものが思いつかない。
それでも何冊かタイトルからそれっぽいなというのを見つけて、ひとまず「ほしいものリスト」に入れました。
それが昨日の夜の話で、今朝は娘を保育園に送り届けたその足で都内の大型書店に向かいました。
本屋さん is great.
書店内の検索機で「ほしいものリスト」内の本を何冊か検索し、置いてある棚に行ってみると、あるわあるわ…w 「こんなにあるの?」と驚いてしまうくらいあるんですね、学校関連/授業作り関連の本て。
賞味2時間ぐらいうろうろしてたと思います。本当に本屋さんは楽しい。
実際に購入に至った本へのたどり着き方が面白くて、
1)「ほしいものリスト」に前日入れた本たちは、そのジャンルの棚まで導いてくれただけで役目終了
2)1冊とても興味を引く本を見つける。(← これはAmazonでは目に付かなかった。)
少し立ち読みするが、どうも読み進めると「ちょっと早い」気がする…
3)(2)の本をAmazonで検索。その本の関連図書(レコメンド)で出てきた本に興味が湧く
4)(3)で興味が湧いた本が実在庫で書店にあったのでまず立ち読み。まさに今必要な内容が書いてある!と発見 → 購入。
と、こんな感じで書店とAmazonの合わせ技で本を買ってきました。
こういう体験があるので、自分の生活の中に本屋さん(特に大型書店)の存在は欠かせません。
上のステップで個人的に注目すべきと思うのは(2)の太字の部分ですね。人間の仕事が人工知能に勝る瞬間です。
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授業デザインにしても、現行の個人レッスンにしても、今日自分が体験したような「思わぬ発見」に巡り会える要素を取り込んで展開できたらいいなぁと思ってます。
まずは、読書、読書。