見出し画像

#1_なんでも知ってないと気が済まない人の心理

「心のストレッチルーム」前田泰章です。
今回は、「なんでも知ってないと気が済まない人の心理」について、お話をしたいと思います。


依存的な人の2つのパターン

「依存的な人はコントロール欲求が強い」と聞くと、あなたはどんなふうに感じますか?
意外だと思われる方もいれば、それは当然だと思われる方もいるでしょう。

依存的な人には、二つのパターンがあります。

一つは、文字通り寂しがり屋で誰かに頼りたいタイプ
もう一つは、そういった姿を見せまいと強く武装して、一人で物事を完結させようとするタイプです。

見た目は両極端ですが、根っこの部分は同じです。
いずれも心配性で、コントロール欲求が強いことは共通しています。あらゆることを把握し、思い通りにならないと不安にかられてしまいます。それで心配性になるのです。

なぜコントロール欲求が強くなったかというと、それは、多くの場合、コントロールされていたことへの反動です。

親が心配性で何でも先回りして道すじをつくっていたり、過干渉で何かと口を出して、批判的なことを言っては結局は、思い通りにコントロールしていたのかもしれません。

支配的な親の決まり文句

支配的な親の決まり文句である「あなたのために!」というのは、ほとんどの場合、「私のために」のすりかえですが、純真な子供にそんなことはわかりません。

しかし、成長するにつれ何らかの違和感を覚える人も少なくなく、大人になると今まで支配された分、あらゆるものを支配したくなるのです。

あるいは、反対に親が無関心で、何でも子供の好きにさせていたりすると、子供は小さいころから一人で「自分の人生」をコントロールしなければならず、コントロール欲求が強いまま大人になっているのかもしれません。

強がっている人も内心は甘えたい願望がある

いずれにしても、子供時代に親に安心して甘えることができず、「甘えたい」という本能が満たされていないと、大人になってから依存的な問題が起きてきます。

その一つが、コントロール欲求による「すべてを把握したい」「すべてを思い通りにしたい」というものです。

一見強がっている人も、内心はかなりの甘えたい願望を抱えているのです。
なので、極端な仕切り魔は要注意です。

予想外のことが起きるのが人生。柔軟に対応する練習も必要です。

まとめ

●依存的な人には2つのパターンがある
①寂しがり屋で誰かに頼りたいタイプ
②一人で物事を完結させようとするタイプ
●両者の共通点は、いずれも心配性で、コントロール欲求が強いこと。

今回は、「なんでも知ってないと気が済まない人の心理」について、お話をしましたが、いかがでしたでしょうか。
気づきや発見がありましたら幸いです。

では、では、またお会いしましょう!
前田泰章

🍀問題解決型カウンセラーとしてできること

【前田がお役に立てる可能性のある方】
(1)薬に頼らず、人間関係の悩み・感情の悩み・心の病(うつ、社会不安障害、適応障害、パニック障害、睡眠障害など)を解決したい方
(2)心の悩みを抱えている教師
(3)不登校の悩みを抱えている親御さん
▶サービスのご案内はこちら

心のストレッチルームHPはこちら


📢お子さんのカウンセリングを依頼される親御さんへ

年々、親御さんが「お子さんのカウンセリング」を依頼するケースが増えています。カウンセリングは、メンタルに不調を感じているお子さんにとって、とても有効な手段です。ご依頼いただく際には、お伝えしておきたいことがありますので、こちらをご覧ください。
親子向けカウンセリングはこちら


🍀カウンセリングを受けようか迷っている方へ

カウンセリングを受けようか迷っている方、じっくり考えて決めたい方は、以下のスマホですぐ読めるweb書籍(メールレター)または、メルマガに登録いただきご検討ください。


🍀カウンセリングがはじめての方へ

リアルすぎる体験談はこちら

投稿が少しでも良いと感じたら、スキとフォローをお待ちしています。投稿を続ける活力になりますので!(^^)!

共感してくれた方の投稿も読みたいので、フォローさせていただくこともあります。お気軽にコメントもしてくださいね(#^.^#)

いいなと思ったら応援しよう!

前田泰章@問題解決型カウンセラー
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!