複雑性トラウマ(PTSD)が深刻なわけ
今日は、少し重たい内容になっています。
心にしんどさを抱えている
その最中の方は
落ち着いてからお読みくださいね。
複性トラウマのことがわかる
と言うことは
自分の症状について分かる
と言うことです
この症状というのは
単に、生きづらさ
というだけでは説明がつかない辛さです
というのは
複雑性トラウマというのは
体の神経系の機能不全
あるいは麻痺
あるいは誤作動に関わる
症状だからです
世の中は常に危険で
常に敵が存在し
自分の居場所がない
自分自身は根拠の無い無価値感や
空虚感で埋め尽くされているのです。
それは、心の中の
安心感
あるいは、体の感覚の中の
安心感
がない状態です
何かに挑戦するのも
人と交流するのも
相手の愛情を受け取るのも与えるのも
そこには、安心感が必要なんです
これが無いと
不安と恐怖で世界が埋め尽くされているような
そんな世界が全風景となるのです。
なので、色んな出来事の
受け止め方が
必ずと言って良いと思いますが
歪んでしまうんです
例えば、とても簡潔にいうと
こうなります。
A「あなたってそれが上手だね」
B「何という嫌味!!」
あるいは・・・
A「私は〇〇だと思います」
B「私は△△だと思います」
A「否定された!!」
と、こんな具合です。
でも、これが悪い
ということでは無いんです
大切なことは、そのように歪んでしか受け取れなくなるほど
親との間で悲しいやり取りしかできず
傷ついてきたんだ
ということなんです。
何事も歪んでしまうので
相手を信頼するなんて至難の業
となります
ところが、そう言ったものを抱えてもなお
普通に近づきたいと自分を見つめてきた人の
成長は凄まじいです。
回復してくると
これまでの激動の感情の行き来がなくなり
凪になった海のように
深いけど何も無い
ある意味つまらない日常が
そこにあるだけ
と言った状態だそうです。
人の心って
思考によって、色んな方向に感情が動いているんだなぁと
つくづく思います。
そして、思考の歪みが意識され
それを客観的に見つめられると
大きく世界が変わるのですね。
私も、最近はお話しを聞かせてもらいながら
心のヒダのその深さに感心させられ
自分の中に湧いてくる感情を
丁寧に見ていくことが多くなっています。
人は、一方的ではなく
双方に影響し合っているのでしょうね。
今日は、色んな思いを
長々と綴りましたが
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
皆さんが、心穏やかに過ごせますように。
それではまたね。
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