主観的なコミュニケーションその2
どうもこんにちはkokoです!
なかなか文章にするのは大変だなと思いつつ、今日もアウトプットしていきたいと思います。
少しでも皆さんの目に止まれば光栄です!
2、会話の内容や聴き方
主観的なコミュニケーションの2つ目、会話の内容や聴き方について話していきたいと思います!
みなさんは高齢者と会話するときに何を意識してますか?
話題ですか?声の大きさやトーンですか?
それぞれ意識しているポイントがあると思います。
わたしは介護はコミュニケーションに尽きるくらいコミュニケーションは大事なウエイトを占めていると思っています!
もちろんケアの技術なども大事なのですが、人間はまずコミュニケーションが取れない事には良い関係はとれません。
そしてコミュニケーションの方法は会話だけではありません。
ですが、今日は会話に絞っていきますね!
主観的な会話
会話をしている場面を想像してください。
話しているのが話し手の一方的な会話とか
話しているのを遮って話始めたりとか
みなさんこんな場面ありますよね?
さらには、聴くけれどもその返答が冷たかったり、デリカシーがない返答だったり、興味がなさそうに流されたり
必ずそんな会話の経験があると思います。
そして嫌な思いをしたこともあるかもしれません。
でも、会話する方は嫌な思いをさせているつもりはありません。
本人は普通の会話だと思って言葉を発しているからです。
そこで自分に置き換えて考えてみましょう!
心当たりがあれば、あとは改善するだけです。
これは一般的にも言えることですので、次に高齢者との会話で考えてみましょう。
上で言った事を高齢者にしていたらどうでしょうか?
ましてはサービスを利用している方だとしたら・・・クレーム物になってもおかしくないし、利用をやめてしまうかもしれませんよね。
実は結構会話の中で傷ついている方はいるのです。
失語があって上手く話せない方や、認知症を患って会話がチグハグしてしまったり、その方に対して言葉をかぶせて自分の話に持って行ったり、話を聴かずに勝手な想像で話を進行してしまったりすると、嫌な思いをされるかもしれません。
そして嫌だったと言ってくれたら、振り返って反省できますが、大体はみなさん我慢しています。
そうすると、自分の中で振り返るか意識して会話をするしか方法はないのです。
会話だけではなく
1.意識して何かに取り組む
2.振り返る
のは大事なポイントだと思います!
主観的ではなく客観的に自己分析してみてください。
会話の内容
内容と言われてもピンときませんよね?
会話の内容って無限大です。
ですが、時々ありませんか?
例えば、身体にまつわる話とか下ネタとか。
このへんは職場でよくある話なのではないかなと思います。
身体にまつわる話ってデリケートな部分なので、クレームにつながりやすいんですよね。
職員がなにげなく言ったことが傷つけてしまうなんてことはある話です。
クレームまではいきませんが、このような話は私自身、何度も耳にしたことがあります。
そんな時、職員には「自分だったらどう思う?」と必ず問いかけます。
傷痕を気遣って声掛けしたはずが、触れてほしくなかった。なんてことはよくある話です。
もちろん、悪化するような傷痕であれば報告する義務がありますが、ご本人様に言わず、家族に連絡するなどの配慮をしなければいけないケースもあります。
そして、気が付かないうちに第三者まで不快な思いをさせることもあります。(前回の記事にもさせてもらいました)
会話っていい武器になるはずが、大損してしまうリスクも抱えているのです。
内容って難しいですが、デリケートな内容の会話には特に注意が必要です。
そして、逆の立場になって考えながら、会話の内容や言葉を選ぶ必要があります。
話をよく聴く
高齢者だからとかではなく、一般的に当たり前ですよね。
実は、簡単なようで実はできていない事が多々あります。
わたしも振り返った時に、つい電話がきて話が途切れてしまったり、そのあとも話を聴くことができなかったりしたときは反省します。
人は話を聴いてほしいのです。
そして話をよく聴いて言葉を返す。
難しいです。
わたしが経験した失敗談
昔、入居されている方の介護をさせていただいていた時の話です。
90歳を超えても元気な方でした。移乗介助や排泄介助でケアさせていただくときには、とても色々な話をしてくれていました。
わたしが返す言葉をいつも大笑いして聞いてくれるのです。
ですが、会話の中で「もう長生きしたから死にたいよ~」と笑顔で毎回言っていました。
わたしは「何を言ってるんですか~まだまだ元気なんだから110歳まで生きましょ!」と言うと、「え~」と大笑いしてくれていました。
そんなやり取りがいつしかお決まりになっていました。
ある日、祖母の家に帰省した時の話です。
祖母も高齢になってADLも落ち在宅酸素を使用しながら生活をするようになりました。田舎で周りに何もないので、他者との交流は家族しかありません。
帰省しているので、その間は祖母とたくさん会話をします。
その中で、祖母が「長く生きたから死にたい」と言いました。
その時わたしは上手く言葉を返すことができなかったのと同時に入居者様との会話がフラッシュバックしました。
入居者様には良かれと思って言っていたことが、親族には言えなかった。
それは入居者様に自分がよかれと思って言っていた主観的な言葉だと。
わたしにとっては、当時ものすごく落ち込みましたし、反省もしました。
いまこの記事を書きながらも思いだし反省をしています。
でも実際に体験したからこそ、学ぶことができた部分です。
主観的ではなく客観的に考える。
自分が同じことを言われたらどう感じるか。
同じことを祖父や祖母が言えるのか。
客観的に考えて言葉を発するのは瞬間的な事なので難しいかと思いますが、言葉のチョイスにクセがつくので良いかもしれません。
実は内容って心に残りますし、発する言葉を聞いて人柄を見ています。
本当にコミュニケーションは奥が深いのです。
では、次回は3部構成の最後!
「目線の高さ」についてお届けしたいと思います!
最後まで見ていただきありがとうございました!
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