違いを楽しむ幸せ

自粛生活のおかげで、今までより家族と過ごす時間が増えた方が多いのではないでしょうか。

平日は変わらずの仕事なので、夫と過ごす時間は変わらないものの、休日は出かけずに家で過ごすので、朝から晩までほぼ一緒に時間を過ごしています。
時間の使い方がだいぶ変わりました。
例えば些細なことですが、今までは休日が少ない夫に休みの時間を増やすため、食料品の買い出しは一人で行っていたのですが、自粛生活が始まってから日曜日の午前中に、なぜか二人で行くようになりました。

実は、一人で行くより一緒に行って欲しいなと10年以上思ってたので、これも自粛生活からの嬉しい変化の一つです。
いろいろなことが変化している今だからこそ、この流れに便乗して、今まで変えたいと思っていたこと、やってみたいと思っていたことに取り組んでみる、行動を起こしてみる良いチャンスですね。

また、一緒にいる時間が増えたことで、あらためてお互いが心地よい関係を築いていきたいと考えるようになりました。
いつも一緒にいることが当たり前と思って何となく過ごしていたこともありましたが、そういう時間が貴重なことだとも考えながら過ごすようにもなりました。

考え方の違いで、エッと思うこともありますが、まずは相手の考え、やり方を聞いて、受け入れる姿勢を見せることが、気持ち良い関係を築くために必要だと発見しました。

相手には相手の正論があり、私には私の正論があります。
自分の正論を伝えられない関係は、心地良いとは言えないですよね。
話すことで分かることが意外とあるものですし。
自分が話していることで自分を再発見することもありますし、相手に話してもらうことで知らなかった相手の一面を見ることもできます。
話し合える関係は、次につながります。

そして、自分の気持ちを大切にしつつ、相手に合わせるのではなく、寄り添う姿勢を持つことを心がけています。
自分の気持ちを大切にしないと軸がぶれて、心が狭くなりがちになってしまいます。そうすると、周りに対する優しさや余裕も失われてしまい、良いことがありません。
まずは自分が今どうしたいのか、それに忠実に生活することが自分も周りも幸せにできると考えています。

違うからこその発見や学びがあり、その違いをお互い楽しみながら生活することが、日々の幸せにつながる。
今だからこそ、感じられること、分かることを味わいながら、楽しく生活することがこころの養生になると感じる今日この頃です。

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