【書評】一冊でまるごとわかるギリシャ神話(吉田 敦彦):ネタバレなし
僕は漫画『ONE PIECE』や『進撃の巨人』などの王道少年漫画が大好きです。
好きすぎるが故に、youtubeで『ONE PIECE考察系』で発信しているYouTuberさんを見漁り、興奮し、休日が終わる虚しい日を過ごす日もあります。
そんな中で、よく考察系YouTuberがこうな風に言うんです。
『これはギリシャ神話が元になっていて〜・・・』
僕も基本的には基になった話なんてどうでもよく、聞き流します。
しかし、僕の大好きな漫画であるONE PIECEの作者『尾田栄一郎』先生が元にするほどの作品とはなんなのか。ギリシャ神話ってよく聞くけどなんなのか。気になる。。。。
というモチベーションで購入したのが、『一冊でまるごとわかるギリシャ神話』(吉田 敦彦)です。
一言でいうと、おもしろかったです。
本の内容を要約すると、最古の叙事詩(ギリシャ神話)である『イリアス』や『オデッセイヤ』を著者が日本語でわかりやすくまとめてくれた本です。
僕と同じモチベーションの人(なんとなく気になる)にうってつけの本で、サクッとギリシャ神話の全体像を掴むには最適だと思います。
読んでいくと、『なんかこれ聞いたことある話だな、、』と何度も感じるはずです。ですが、それが正解です。
なぜなら序文でも記述しましたが、ありとあらゆる作品がギリシャ神話にインスピレーションを受けており、なんなら登場人物の名前すらそのまま使っているですから。
『ゼウス』という登場人物なんて、様々な作品で何度も何度も出会ってますもん笑
それ故に、ギリシャ神話に興味がある人は、なにか他の作品からギリシャ神話に興味を持った人が多いのではないでしょうか。
つまり、この本のターゲット層(サクッとギリシャ神話を学びたい)は、基本最後まで楽しんで物語を受け入れることができます。
オリジナルの『ゼウス』がどれだけヤリ◯ンなのか知っておくのは、現代人の教養の一部として悪くないでしょう。
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