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1623kita
忘れたいから忘れられない 現代詩
忘れたいから
忘れられない
だからこそ
愛なんてさ
愛なんてさ
どうなんだ
どうなんだってさ
わからないから
叫び続ける
喉が裂けて
血が出ようが
かまわない
心が救われるなら
かまわない
ときめきなんてさ
数値化でないんだろう
またしても
あなたは
わたしのからだを求める
それはさあ
わたしが好きでなくて
わたしの若い体が好きなだけなんでしょう
それをそれという
完璧な心を
心結の菜に
華やかに
豊かに
叫びながら
育って欲しい
わからないよ
わかってなんて
わかりたくなかった
わかることを
知ることを
知りたくなった
心の平穏は
平穏の声を
持って始める
知りながら
知っていく
逸れ反れ
そっか
わかってるのに。
変わらない
わからないふり
降り振り
それを
肯定してくれ
騒がしく
障れるかな
騒がしく
障れるかな
それを
知りつつも
尊厳な孫堅
獅子の律を
奏でる
わたしの個々を
魅せながら
わたしの孤独を
あなたなら
愛せるでしよう
だからこそ
あなたを
あなたの
個に胚芽する
その
意味と
意識の
中で
知ったかぶりの
心理が
真理を見せる
わたしの
孤独なこころは
いつのまにか
孤独になれすぎて
それを
幸せと変換しだす。
それは
それ
あれは
あれ
としながら
それを
望みながら
それを
trace
それを
取り込み
魅せようとする
その
根底は
固定してるのか。
己の心が望むなら
ここにいよう。
真実が望みながら
ここに立ち尽くす。
それが
みんなに
愛されたいと
泣いていた
あなたの
今なんだろう。
忘れたいから
忘れられない