KIRINの本搾りの中にいる
KIRINの本搾りの中に
入り込んで
いつのまにか
KURU KURU
空の祈りを聴いた感じで
いつまにか
そこで
KURU KURU
ただただ
ただただ
君の髪になりたかった
ただただ
ただただ
君の髪になりたかった
叫ぶような
感じてはなく
ただ
疲れた怠惰的な表現
何かを表すわけではなく
なんとなく
KIRINの本搾りの中に浮かぶ
今からなんかさ
今からなんかさ
と言うわけでなく
また
ココロのうわずみ
蟒蛇(うわばみ)を
すくう毎日に戻る
BIGになりたいと言った
少年を思い出した
やさぐれてるような
感じで
でも
目の奥はGIRAGIRAと
ただ
何となくの記憶をたどり
Matatabiの匂いの中に入り
また
KIRINの本搾りの中で
息を吹き返す
空の蒼さに恋い焦がれ
空の彩りに嫉妬しても
自己の範疇(はんちゅう)に
恋をしてるから
もう自我を取り戻せない
そう言えば
BIGになりたいと
言ってた
少年はどうなったんだっけ
また
自問自答のような
禅問答に帰化する
毎日
ただただ
君の髪の毛になりたかった
ただただ
君の髪の毛なりたかった
それだけのことなのに
理(ことわり)の中を泳ぐように
KIRINの本搾りの中にいる
ただただ
ただただ
。。