仕事なんかで命まで取られることはない、という嘘

「仕事を一生懸命しても、命まで取られることはない」
この言葉に騙されてはいけません。
本当に無理をすると、うつ病で、メンタルの病気で、命を失うことがあります。

これ、実際に言われたんです・・・
最初に誰から聞いたのか・・・思い出せなくて。
二人くらいからは聞いた気がします。

最初は、それを信じて、無理して働いたんですよ。
「死ぬことまではないんだ！」と思って、「今ががんばり時だ」と思って。
そうやって、無茶して、夜中まで働いたり、休みの日も仕事したり、結果を残すことだけに懸命になったり・・・
そんな無茶な働き方をしていたら、やがて、うつ病になりました。
そして「死にたい」って思うようになったんです。
命を取られかけたんです。
#実際は取られなかったけど
#そういう意味では取られてないやんということではないどす

「それはね、死ぬほどのことなんてない」という例えだよ。という人もいるかもしれない。
でも、若いときの私には、ニュアンスがわからなかったんです。
人生経験豊かな人からそう言われたら、そうなのかなと信じてしまうわけです。
もしかしたら、そう言った人は、本当にメンタルが強くて、どんだけ仕事をしても大丈夫な人かもしれない。
でも、人によって違うんです。
「仕事をやりすぎたら、命を取られることもある」
私はそう伝えたい。
だから、仕事で死ぬことなんてないんだと。
追い込まれる前に休んでいいし、追い込まれたら辞めてもいい。
命を大事にしてほしいんです。

もちろん、生きていればいろいろと思うことはあるかもしれない。
だけど、リアルな「死にたい」という思いは経験しなくてすむなら、経験しなくていいと思うんです。

だから、「仕事で無茶すると命を取られることがある」と知っておいてください。

もちろん、無理をしないといけない状況もあるかもしれない。
でも、それは一時のものにしてほしいのです。
ずっとやってはいけない。

余談ですが。
私が社会人一年目のとき、ダブルのスーツを来た偉いおっちゃんが言ってました。
「仕事の夢を見たら一人前や」と。
私結構早い段階で見たので、「一人前か！」と喜んでいました。
でも、今になって思えば、神経質で心配性な私なら、仕事の夢なんてすぐ見ることができるんだと。
そのおっちゃんは、とても肝が据わっていた人なんだと思います。
#思い出せば佇まいからもその雰囲気は十分に感じられた

みなさんが少しでも穏やかな日々を送れますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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