いい仕組みに胡坐をかいていると、いつのまにか孤島にいる。キャッシュレス化の遅れから学ぶこと。
何かの大きな流れがある時に、2つ分かれて進むのかと思っています。
例えば今の流れでも耐えれるのでそのまんま突っ込める。
もしくは、今の流れだと木っ端微塵になるので変わらないといけない。
で、今の流れでも耐えれる場合には、注意しないといけないことがあります。
それが結局、取り残される可能性が大いにあるということ。
言葉でお話しすると、珍紛漢紛なので具体例でお話しします。
世界と日本とのキャッシュレス化の進み具合。
今となっては、QR決済も含め、めちゃくちゃ進んだのかと思いますが、それでも世界に比べると現金文化ではあるかと思います。
この背景というのは、日本の技術が高すぎたから。
技術が高く、偽札の防止にものすごく貢献していた。
国民性もあるのかもしれませんが。
一方、海外だと、偽札が簡単に作られてしまっていて、その不正をどう防止するかということに注力してきた。
そんな背景で、現金よりクレジットカードの方が圧倒的に信頼ができた。
それが分かっているから、小さなお店ほどクレカを推薦している。
単純に3%の手数料が嫌だという理由で導入しないお店がある日本とは、問題点がかなり異なります。
これが日本がキャッシュレス化が遅れた原因なのかと思います。
その流れに耐えうる技術力を持っていたがために、そのまんま時代に突っ込む。
ただ、その時に注意しないといけないのは、結果的には取り残されてしまった。
もちろん、今度はその取り残された側がこのままだと木っ端微塵になってしまうので変わらないといけない。
イタチごっこ的な感じにはなるのかもしれません。
キャッシュレスであるかどうかの議論はまた別であるとは思いますが、わかりやすくかったので取り上げてみました。
こう言うことって企業でも普通に起きているのかと思います。
ある仕組みを作って、結構他の会社よりいいものができた。
それにちょこちょこっとチューニングして進めて行っているが、ふと見るとなんだか取り残されている。
で、そのまんまでいると大変なことになる。
つまりいい仕組みを作った後、そのまま胡坐をかいているとすぐに追いやられてしまうということなのかと思いました。
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