赤ちゃんの頃は、存在価値を全面に認めていたのに、成長するにつれ、機能価値に目がいきがちです。学校で機能価値を評価される様になるためではないでしょうか。あくまで、それは一つの基準だという事を忘れてはいけません。
周りからの評価で親がブレてはいけないのです。外部からどんな機能評価を受けても、子どもが成長しても、存在価値を認める。それが大原則。
そこを混同して考えるとやっていることがおかしくなってきます。子どもの成績が下がると機嫌が悪くなる、出来ないところばかり注意するなどです。
親は、社会ではどうしても機能価値で評価されることをしっかり伝え、それは存在価値とは別物であることを言わなくてはいけません。
生きてく上で、お金を得なくてはいけなくなるので、学校で勉強を機能価値を上げる事が大切なのは伝え、機能価値を上げる方法を学んでおくと仕事で有効だと教える。
そして、機能価値があるということは、社会で居場所を作りやすいということも子どもは知っておいた方が良いと思います。
親子の仲が悪い家庭は、この機能価値と存在価値を混同してしまっている可能性があると思います。
または親自身が子どもの機能価値を上げることが自分の存在価値であると勘違いしている。親が自分の存在価値が揺らいでいる可能性があると思います。