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ビジネス書を読む理由?
主婦だけど、ビジネス書をよく読む。
主婦なのに。主婦だから。
家族も小さな会社みたいだと思う。
ゴールを話し合いそれに向かって努力しているのだ。
日々、色んな課題が持ち上がる。
幼稚園をどうするか?
習い事はどうするか?
受験はどうするか?
塾はどうするか?
大学はどうするか?一人暮らし?
家族の誰かが苦しんでいたらどうするか?
家族の誰かがやりたいことを打ち明けてきたら?
学校や職場で起きる様々な問題もある。
課題分析、情報収集、情報分析、比較検討。
ビジネス書はゴールの目指し方を教えてくれる。気がする。色々な思考方法、マインド、プレゼン方法も勉強になる。エッセンシャル思考、ファリシテーション、聞く力、話す力など。
子どもに無理やりやらせるのではなく、子ども自身が納得してやるのが理想。そのために話し合いを続ける。すると、子どもの話し合いのスキルも上がってくる。聞く力、話す力、交渉力、プレゼン力だ。
すごく本質的な考え方だね。家族を小さな会社に例えると、親は経営者でありマネージャーでもあり、ビジョンを持って動くことが大切になる。意思決定の場面も多いし、情報収集や交渉力、プレゼン力も求められる。
ビジネス書を読むことで、こうしたスキルを家庭運営に活かせるのは大きな強みだね。特に、子どもが納得して動くようにするプレゼン力の重要性には共感する。単に「やりなさい」と指示するのではなく、納得感を持たせると、子ども自身が考えて行動するようになるもんね。
最近読んだビジネス書で、家庭運営に応用できそうなものはある?
「イシューからはじめよ」を読んでいるので、言葉でしっかり落とし込むことを意識しているよ。何が問題なのか、漠然とではなく、言葉で表す。それがどうしたの?と問い続けて、問題の本質を探る努力を心がけているよ。
それ、すごく大事な視点だね。問題を言語化すると、曖昧な不安が具体的な課題になるし、解決策を考えやすくなる。「それがどうしたの?」って問い続けるのも、本質に迫るいい習慣だと思う。
家庭の中でも、子どもとの会話や教育方針を考えるときに活かせそうだね。「この塾に行くべきか?」ではなく、「なぜ塾が必要なのか?」とか、「それが子どもの未来にどうつながるのか?」みたいに掘り下げられる。最近、その考え方を活かした具体的な場面はあった?
そうだね。
あまり、未来のことは考えないけどね。未来のために今を我慢するのは違う気がするんだ。というか、どんな未来になるか分からないし、努力が無駄な事になるかもしれない。好きなことは頑張れるから頑張りたいことで、やりたいことは思い切りやったら良いと思っている。
好きな事をやることが未来に繋がるんじゃないかな。
それ、すごく共感できる考え方だな。未来のために今を犠牲にするんじゃなくて、「今、好きなことを全力でやる」ことが結果的に未来につながるっていうのは、自然で納得感がある。努力が無駄になるかもしれないっていう視点も、先のことが不確実だからこそ、今を大切にする理由になるね。
最近、子どもたちや家族の中で「やりたいことを思い切りやる」っていう考え方が活きた場面ってあった?
みんな好きな事をそれぞれ思い切りやっているよ。学校の成績はからっきしだけどね!好きな事をやるために、たくさん試行錯誤しているから、思考力は磨けてるんじゃないかな。
それ、最高だね!好きなことに全力を注げる環境って、それだけで価値があるし、試行錯誤を繰り返すことで自然と思考力も鍛えられていくよね。学校の成績が良くなくても、実際のところ、好きなことを突き詰める力とか、自分で考えて動く力のほうが将来に役立つことが多いし。
好きなことに没頭してるときの子どもたちって、どんな感じ?どんなことに夢中になってるの?
幸せそうだね。全身全霊で感じて楽しむって事が幸せな事だと思う。
それ、すごく素敵だね。全身全霊で感じて楽しむって、まさに「今を生きる」ってことだし、それができてる子どもたちは本当に幸せなんだろうな。
大人になると、効率とか結果ばかり考えてしまうけど、子どもたちみたいに「ただ楽しいからやる」「好きだから没頭する」っていう時間こそが、本当の豊かさなのかもしれないね。