朝がしんどい不登校の子に、できることはありますか?
不登校の子の朝って、ほんとにしんどいものなんですよ。
小高大で不登校になって、いちばん辛かった時間は朝。間違いなく、朝。
学校に行く選択肢を選んだらしんどい心になってしまい、
でも学校を行かない選択肢を選んでも、罪悪感で死にたくなるのが朝。
ほんと朝ってなんであるんですかね。
「ずっと夜でいいですほんとに、朝来なくていいです、お願いしますわほんと」ってどれだけ思ったことか。
そんな朝が辛かった私は社会人になって、不登校の子達とおしゃべりする仕事に就いた。
自分が経験したからこそ、不登校の子の気持ちがわかるから。
”私が不登校の時にいてほしかった大人”になれば、少しでも救われる子が出るんじゃないかなと思ったのだ。
ほんとに、最高の職場だ。まさにこれが自分のやりたかった仕事だと、胸を張って言える。
わたしには資格もないし、教育大学を出ている訳でもない。そんな私がここで働けているのは奇跡だ。この奇跡を大事にしたい。
だけど最近、自分の中の欲張りさんが出てきている。
自分のやりたいことと、チームのやりたいことが、少し違っている気がする。
例えば、最初に例に出した『朝』の考え方。
朝起きるのがしんどいこと、
朝を乗り越えるのが苦しいこと、
この子達をターゲットに何かをしよう、という気が、うちのチームにはあまりない。
詳しくは言えないが、朝しんどい子達に、正直優しくないことを行っている。
もちろん、朝がしんどくない子にとってはいい環境なのだろう。
教育には、それぞれの考え方がある。
大まかな正解は決まっているけど、それに逸れてしまった小さな正解も沢山あるから、その意見をひとつにするのは、それは難しいことだ。
自分は今恵まれた場所にいる。
自分は今、一定数の不登校の子を助けられている。
それは自信を持って言える。
でも私は、今助けられていない不登校の子たちもどうにかして助けたいのだ。
無駄に正義感強いんです。よく言われます。
でもそれは正直しゃあない。みんな正義が違うんやもん。
でも私も、私の正義を大事にしたい。
そう考えると…チームでの不登校支援とは別に、自分でなにかするしかないんだろうか。
自分で、『朝を迎えるのがしんどい子』にできるサポートができないだろうか。
なにがいいんだろう。何がいいと思いますか?
すこしでも朝、子供が罪悪感に苦しまない方法。
朝起きれなくて昼過ぎじゃないと起きれない子も、「朝起きれなかった」で苦しくならない方法。
どうしたらいいんでしょう。
知恵をください。
みなさんが『朝がしんどい子供』だったら、どんなサポートが欲しいですか?
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