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小磯通信
2019年8月21日 17:58
花火の音も止んだこの頃はいつも取り残されたあの日を暮らす 縁取られ笑うあなたはお星さまさっき空から帰ったんだよね知っている匂いに気づき振り返り誰もいなくて涙が溢れた(あとがき)ご無沙汰しています。まだまだ暑く汗がにじみますが、夏の終わりを意識し始める頃ではないでしょうか。お盆に実家に帰省して、田んぼに囲まれたあの家で畳の匂いと風鈴の音を思い出しながら書きました。(20
2019年8月12日 03:45
横並び泳ぐ水中は冷たく息継ぐ横目に沈む人見る朝焼けの陽が眩しくて悲しくて夜の欠片を探してしまう瞳はとうに光を捉えないのだだから残酷さを喜び味わう(あとがき)実は毎回テーマや歌ごとのまとまりはなく、思いつけば書いているのでした。苦しいときこそその苦しさを味わい、これが苦しみの味なのかと感慨にふけるのはどうでしょうか。それも一つ生きるということではないでしょうか。日々の失敗や