意外と出来る

「やったこと無いから絶対に出来ない」

と思っていたことがあります。例えば作ったことの無い難しそうな料理を作ることだとか、難しいパソコンの作業とか、読んだことも無い英語の説明書に目を通すこととか…

私はこういった作業をやれと言われれば、いくらお金をいただいても出来ればやりたくないと答えるでしょう。ましてや日ごろから逃げ続けていることです。

昨日、とある動画を作っていました。「動画編集」と聞くだけで嫌になるのが、編集ソフトやアプリを探してダウンロードしては使いにくくて消す、英語ばかりでよく分からなくて消す、という行為を必ずすることです。また、パソコンにせっかくダウンロードしてもファイルが開けなくてしばらく戦いますが、勝てることはめったにありません。ダウンロードして消してを繰り返すうちにもう動画を作る気が無くなってティックトックの海に飛び込みたくなります。

ティックトックの海に飛び込むと最低でも一時間は出てこられないので、出てこられた頃には動画編集のことなんて忘れています。こうして次に動画編集をしようと思うのは一か月後です。

そんな私が、昨日一日かけて動画編集をしたんです。なぜかというと昨日しないともう私は一生動画編集をしないと思ったからです。やりたくないやりたくないと動画編集から逃げ続けた結果、やっとやる気を起こしたのです。

で、動画編集のファイルも何とか開けました。ファイルを開けること自体初めてだったので、いざ色々調べながら字幕とかをつけてみたんですけど、出来ました。全然出来ました。私でも出来るんだから絶対誰でも出来ます。

それまで私は「動画編集」という面倒くさそうな作業から逃げ続けてきました。(結局面倒くさいには変わりありませんが)
ですが、いざやってみると時間こそかかりましたが全然出来たんです。

「やってみなければ分からない」

と言う人がいますが、本当にこういうことを言うんだなあと一人で感心しておりました。

大人になってからでも知らなかった自分の出来ること、得意なことに気付くって何だかワクワクしますよね。

これからも恐れずにチャレンジをしていく人生にしたいものです。

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