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大豆を作ろう。 ⑤開花期の潅水
開花(かいか=花が咲くこと)
播種から50〜70日目頃、順に花が咲いてきます。葉っぱが繁っていますとパッと見わかりにくいとは思いますが、枝の脇に小さい薄紫の花が咲きます。(花の色は品種にもよります)
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大豆は、すべての花が結実するわけではありません。開花期間は15~30日間ありますが、この期間中、結実して莢になる(結莢)確率が変化していきます。
実は大豆は生育初期以降に水分が必要な作物です。特に開花始めから10~15日くらいが、もっとも開花数も多く、もっとも高い確率で結莢しますが、この時期に乾燥が続きますと、収量に大きな影響が出るようです。
灌水(かんすい=水やり)
花がつき始めてから、3日晴れが続くようなら、朝か晩の涼しいうちにたっぷりめの灌水(かんすい=水やり)をおすすめします。
特に水田転作畑の場合など、開花期に用水から掛け流せば、一反で100キロ増収するなどとも言う人もいます。もし近くに水源があればポンプなどで汲んで畝間に灌水しても良いでしょう。
また、灌水+敷きワラ、草マルチも効果的です。
中耕・培土の時にも書きましたが、大豆の病害虫を少なくする方法は、雑草との共生です。特にイネ科の雑草との共生が効果があると言うことです。
播種0日 ①播種
播種10日 ②定植
播種20日〜50日 ③中耕・培土
播種30日 ④摘芯
播種50日〜70日 ⑤開花期の灌水
播種100日〜 ⑥枝豆
播種140日〜 ⑦収穫