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『怒りを記録する』という鎮静剤
おはようございます!
こーいち@5dumpコーチです。^_^
今回はアングリーログという
怒りの記録術についてまとめていきます。
■1. 『アングリーログ』とは?
アングリーログとは、
その言葉の通り
『怒りの記録』を取ることです。
普段の生活の中で感じたイライラを
記録していくだけです。
イライラの種類はなんでもOKです。
自分の行動でも
誰かの行動でも
偶然起きてしまったことでも
何度も経験していることでも
本当になんでもOK。
ポイントは、
思った時にサッと
『記録する』ということです。
■2. 『メリット』は何か?
アングリーログのメリットは、
『メタ認知力が向上する』
ということです。
怒りという感情は誰でも持っています。
一方で、怒りという感情は、
ほとんどの場合でネガティブな効果を発揮します。
怒りによって攻撃的な発言をしてしまい、
人間関係が崩壊した
なんて経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
怒りという感情は、
制御することがとても難しいです。
でもその非常に制御困難な感情を
自分はどんな風に使っているのか?
ということを記録していくと、
自分が無意識的に
どうやって怒りを鎮静化しているのか?
ということが段々と見えてきます。
それが見えてくると
『自分がよく怒ってしまうこと』と
『怒った後の沈静化の方法』
が言語化デキるようになります。
この状態になると
『メタ認知力』=『客観的に自分を冷静に見る力』
が得られます。
メタ認知力が高ければ、
イライラを鎮静化する時間もより短くなります。
イライラしていて良い判断ができるわけがありません。
何より精神衛生上最悪です。
メタ認知力を高めて、
イライラをすぐさま消し去る
無敵の精神力を持ちましょう。
また、アングリーログが習慣になっていると
怒りを感じたときにも
『ログに書くにはどうやって言語化すればいいのか?』
ということが頭をよぎるので、
冷静になれます。
怒りというのは、
向け先のないようなものに感じられますが、
『怒ってしまった時に具体的にどうしたらいいのか?』
を決めておけば、
意外とすぐ冷静になれるものです。
■3. アングリーログの『書き方』
具体的にアングリーログで書き出す内容はコチラ。
☑1.日付
ここには、
何月何日に感じたイライラなのかを書き込んでいきます。
イライラしたその瞬間の時間を細かく書いてもOKです。
☑2.怒りの原因
なぜイライラしたのか?という原因を書き出しましょう。
例えば、
「コンビニのレジに途中から割り込まれた。」
「いつもやっているお店が臨時休業だった。」
「買い物に行ったら在庫が切れていた。」
などなど
具体的にどんなことがあって、イライラしてしまったのか?
を言語化してみましょう。
☑3.反応
イライラした後、あなたは結局どんな反応をしましたか?
ということを書いてみましょう。
「イラッとしたけど、冷静になってその場を立ち去った。」
「思わず声に出して文句を言ってしまった。」
「もう二度と口を聞きたくないと思った。」
イライラした体験について
素直な自分の反応や気持ちを書き出せばいいのです。
☑4.反応の判断
自分の反応は、冷静に考えてどうだったのか?
を考えてみましょう。
思わず大きな声で怒鳴ってしまったのなら、
「あんなに怒鳴ることはなかったと反省している。」
怒りのあまりその場から立ち去ってしまったのなら
「もっと冷静になって話合うべきだった。」
などなど、
冷静になった今だからこそ
客観的に行動が評価できるというものです。
イライラしていたときにはできなかった
冷静な判断能力をココで発揮しましょう。
■4. 書き込むのは『どこでもいい』
アングリーログを記録するところは
どこでもOKです。
スマホのメモ帳でも
普段持ち歩いている手帳でも
なんでも構いません。
気軽に書き込める場所に思った瞬間、
サッと書き留めてください。
スマホのメモ帳であれば、
一つテンプレートを作っておいて
書きたいときにはそれをコピペして使えば
簡単にサッと書けます。
■5. 書き溜めて、たまに『見直す』
書き溜めたアングリーログは、
たまに見直しましょう。
そうして過去の怒りを
冷静な気持ちで振り返るのです。
冷静な今だからこそ
『あのときこんなことをしてしまった。
次は二度と同じ失敗をしないように工夫しよう。』
と新しいプラスなアイディアが思いつくのです。
イライラしたことを何でも記録して
たまにチラミするだけです。
それをするだけで、
平常心で居続けるためのヒントが得られます。
誰にでもできます。
カンタンにできます。
たったこれだけでもメタ認知力を鍛えられます。
いつも冷静でいたいと思う方、
ぜひともお試しください!
ではまた!^_^