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『詩』逝ったひと
固定電話のほうが スマホより
おもいが宵の明星に届きやすいのは 星々の
光が過去だからに違いない
柩に入れる花々が 物憂げなのは
予期せぬ出来事だからに違いない
何を越えたというでもないのに
昨日と今日が違うのは 秋雨が
濡らして通ったからに違いない
そして誰も
変わらず今日もここに居る
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特に付き合いがあったわけでもないけれど、訃報に接するというのは、それだけで特別なおもいが湧くものです。あれやこれや、何かしら考えてしまいますね。前日はそんな一日でした。
今回もお読みいただきありがとうございます。
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