#映画感想
現代を象徴する愛の形をつぶさに描く傑作『君の名前で僕を呼んで』
★★★★。(4ツ星満点中、4ツ星。)
ルール:「答え合わせ」は「作品」と「個人」を切り離してます。話すのは前者についてのみ。後者への批判は目的になし、です。
アンドレ・アシマン原作の同名小説を、『日の名残り』脚本のジェームズ・アイボリーと『ミラノ、愛に生きる』『胸騒ぎのシチリア』監督のルカ・グァダニーノが映像化した恋愛映画。1983年の北イタリアの田舎町を舞台に、イタリア系の少年と、アメリ
社会性、多少ゴリ押しの佳作『Wind River(原題)/ウィンド・リバー』
★★★・。
「サンズ・オブ・アナーキー」でデビッド・ヘイル役を務めるのみならず、ドゥニ・ヴィルヌーヴの監督作『ボーダーライン』や、『ヘル・オア・ハイ・ウォーター』の脚本を執筆してアカデミー賞にノミネートされたフィルムメーカー、テイラー・シェリダン。彼の監督第2作となった本作は、主演にジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの『アベンジャーズ』組を揃えるスター・ビークルとなった。ネイティブ・アメリ
稚拙極まる迷作『ジャスティス・リーグ』
『Justice League』★☆・・。(4ツ星満点中、1ツ星半。)
「クリストファー・ノーラン製作総指揮」というクレジットの意味はもはやどこへやら。ザック・スナイダー印のDC・エクステンデッド・ユニバースは『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』と軒並み酷評続きで、コアファンの義務感による興行収入でかろうじて保っている。本作も
秀逸だが奇怪なキャラクター・スタディ、『イングリッド・ゴーズ・ウエスト』
★★・・。
2017年のサンダンス映画祭でオリジナル脚本賞を受賞、作品賞にもノミネートされたインディペンデント映画。フィルム・インディペンデント・アワードでも脚本賞、および最優秀初長編作品部門でノミネートされ、監督およびプロデュース陣の処女作として高く評価された。制作費は定かでないが、北米での興行収入は3億円(1ドル100円換算)ほど。公開館数は最大647館で、各館平均で1,200ドルの売り上げ