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【食を職にする】金沢ヤマト醤油味噌が大切にしていること(採用面談の前に)

看板商品の「ひしほ醤油」と「ヤマト味噌」(本記事は、約10分程で読めます)

こんにちは!当ページを訪ねてきてくださって、ありがとうございます。私、ヤマト醤油味噌で採用面談を担当している山本耕平が書いています。
プロフィールはWantedlyにまとめていますので、よろしければご覧くださいませ。
この記事は、「ここで働いてみたいな」という気持ちを高めたり、「なんか思ってたのと違う」という気持ちを減らせたらと思って書いています。
ご不明な点があれば、お気軽にお問合せくださいませ。

ちなみに、「食を職にする」というテーマは、当社も応援している「発酵食大学/大学院」のコンセプトでもあり、私自身ずっと実践していることで、気に入って使わせてもらっています。
あなたは「食」のことが好きですか?

ヤマト醤油味噌について

ヤマト醤油味噌があるのは、金沢市大野町といいまして、金沢市郊外の小さな港町で1911年(明治44年)に創業しました。
初代は、北前船の船乗りでした。
地域の醤油醸造業者さんから醤油を仕入れ、北海道まで販売に回り、帰り荷として良質な材木を金沢に届けた、海の男、チャレンジャーでした。

現在四代目となるのは、アイデアマンで行動派の山本晴一社長と、食品製造のプロフェッショナルの晋平工場長の二人。
通称山本ブラザーズのリーダーシップのもと、食職人たちによる製造メンバーが発酵食品を伝統技術で作り、営業メンバーが「発酵食文化の楽しみ方」をお伝えしながら、お客様に喜んでお買い求めいただくのが当社のお仕事です。
お客様は、日本全国・世界20ヶ国以上!
いまヤマトは全体で48名(2022年12月現在)のチームとなっています。
仕事の質を磨き上げるため、チームワークを大切にしていますよ。

出典元:対談「糀のチカラでしあわせ届けたい」(https://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/taidan.html)

「一汁一菜に一糀」を伝えたい

加工食品中心の現代日本的な食生活を続けていると、知らず知らずのうちに脂質を多く摂ったり、繊維質やビタミン・ミネラルが少なくなりがち。
食生活の乱れは、肥満や高血圧、心臓病を引き起こす原因とされています。
太りすぎは万病のもと。
とは言っても、健康的なだけだと、毎日続きませんよね。
「美味しくて、健康的」
だから無理なく続けられるんです。
伝統的な発酵食と玄米ご飯を中心にした和食であれば、繊維質の多い野菜や豆類を多く摂れて、酵素やビタミン・ミネラルなどのバランスにも優れた健康食。
それが「一汁一菜に一糀」の食生活。
ヤマト醤油味噌の社員になると、寝かせ玄米ご飯や、甘酒・味噌などを社割で購入できるという特典(!)もあるので、自ら実践している社員も多いです。
上級者は毎日の手作り弁当でも「一糀」をしていて、インスタでも見られます。

一汁一菜に一糀の食生活

経営理念とヴィジョン

「発酵食文化を通して、お客様の健康で喜びに満ちた食生活の実現のお役に立ちます」
ヤマトが目指すのは、心身ともに内側から健康的な「発酵食美人」を世に増やすこと。
ヤマトは、醤油と味噌のメーカーであり、「発酵食美人メーカー」を目指しているというわけです。

社員と共に目指す「食職人」の集団

ヤマトは食の職人集団を目指します!
マイスターとも呼べる、プロフェッショナルな職人技を持つ社員は、
職人でもあり、かつ商人でもある。
広い視野を持ち、会社の成長に貢献する食職人として成長することが、
ヤマト醤油味噌の成長だと思っています。

はたらくは「傍を楽にすること」

「働く」ことを、苦しくてつらいことととらえるか、
自分の得意を活かして誰かの困っていることを解決することととらえるか。
私は、後者と考えてからは、仕事への姿勢が変わった気がしています。
かくいう私、以前の職場は200億円くらいの年商の会社でした。
その会社は営業からバックヤードまで仕組みが整っていて、素晴らしい環境でした。
中小企業では、そんな環境が全て揃っているわけではありません。
こういう言い方だと、ちょっとマイナスに感じられるかもしれませんね。
でも、あとでギャップにならないように、お伝えしておきます。
良く言えば、創意工夫の余地が多い(笑)
職場はチームの工夫でより良くしていけます。
「他人よし、自分よし。すべては自分ごと」が合言葉です。

継続的な改善に取り組んでいます

例えば、「社内ファックスがいくつも重なって紙で何枚も届いたり、訂正があったりすると、肝心のお客様の注文がわかりにくくなる」という問題がありました。
22年は、ヤマト醤油味噌にとってのデジタル化元年。
製造メンバーと事務メンバーで話し合い、パソコンのモニターを購入。
納品日順にご注文が表示されるように仕組みをつくり、製造現場にモニターを取り付けました。

ご注文書→社内様式に手書き→社内ファックス(紙)→ファイリング→ご注文内容の製造
から、
ご注文書→社内様式に打ち込んでサーバーにアップロード→現場のモニターでチェックして表示の順番に製造へ。
紙が減って格段に見やすくなりました。
こうした例のように、職場の改善には大小コツコツと取り組んでいます。
ヤマト醤油味噌では、顧客満足(CS)と同じくらいに、メンバーがいきいきと働けているか(ES)を大切に考えていて、人事・総務のチームメンバーにも、その考えを共有しています。
仕事の量が増えればプレッシャーを感じることもありますが、企画したことが顧客やチームメンバーのためになったときには非常にやりがいを感じられます。
そういう意味では、伝統的産業の中小企業ですが、ベンチャー企業が肌に合う挑戦者タイプから、計画どおり段取りよく仕事するコツコツタイプ、仕事では黙々と集中して作業したい方まで、さまざまな活躍の場所があると思います。

成長できる舞台があります

地方中小企業としては珍しく20ヶ国以上の海外取引があり、国内のインバウンド顧客の対応も多く、語学力を活かして接客にあたるシーンも日常的。
(国内商社に勤務していた時よりも英語を使っています)

2023年 アメリカのWinter Fancy Food Showに出展した貿易部社員

BtoB(企業間の卸売り)とBtoC(日々の暮らしの中に取り入れていただける生活者様への直接販売)の舞台があります。BtoCについては、リアルの店舗と、オンラインと両面があります。リアル店舗においては、お客様との距離が近く、企画力・実行力を活かす場がありますし、オンラインについては最新のECを仕事の中で学んで実践できる環境があります。

例えば、大学3年生の長期インターンの発案にもとづいて「味噌汁」をテーマにブログ集客を実施。1ページで月間1万PVを超えるような優良なコンテンツを生み出しています。社員がメンターとして伴走し、大きな成果を生み出すまでのサポートを行いました。

理解の階段を登るサポートを

階段を登るペースは、人それぞれと思います。
だから伴走サポートが大切だと思います。
職場の研修はOJTを中心に、座学や面談も用意して、成長支援に取り組んでいます。
製造部においては、「味噌製造技能士」、「接客販売技能士」、「ボイラー技士」など、資格取得の機会もあります。
販売部門においても、一般的な履歴書にも記載できる「接客・マナー検定 準一級」取得を目指したり、希望者には「みそソムリエ」など学べる機会があります。

ヤマト・糀パークは体験型醸造所

ヤマト醤油味噌は、日本でも珍しい体験型醸造所として、ヤマト・糀パークを運営しています。
糀パーク内は、ワークショップや見学ツアーなどの体験棟「糀蔵」と「キッチンスタジオ」、ランチやカフェなど食事処「発酵食美人食堂®」、糀スイーツ専門店「こめトはな」、お気に入りの商品を購入できる「ひしほ蔵」からなり、金沢市内にはひがし茶屋街と金沢駅構内の2か所にも直営店を構えています。
指針はありますが、マニュアル通りではなく。
それぞれの人柄が活きた温かみのある接客を目指して取り組んでいます。

ヤマト醤油味噌の醸造工場敷地を、ヤマト・糀パークとして公開しています。

「やっぱりヤマトさんじゃなきゃ」

実は内外のプロの飲食店様や、県外の百貨店様・食料品店様とのBtoBのご愛顧も多く、ヤマト醤油味噌で働くと、法人のお客様との接客・商談も多く経験ができます。

BtoBのお取引は、主演俳優であるお客様を引き立てる、助演俳優となること。
街の定食屋さんや居酒屋さん、記念日で訪れるレストランやホテル、お寿司屋さんなど、外食を楽しまれる機会も多いと思いますが、その背景には素晴らしいお料理を手掛ける料理人さんたちがいます。
BtoBのお取引では、こうした料理人さんたちが主演俳優です。

私たちに求められるのは、Quality(適正品質)・Cost(適正コスト)・Delivery(希望納期を叶えること)。
特にヤマト醤油味噌では、品質第一(Quality First)で、「一級のプロの隠し味としてブレない高品質」を目指して商品づくりに取り組んでいます。

「やっぱりヤマトさんのこの味じゃなくちゃ」
の一言が嬉しいです(笑)
お褒めいただいた内容は、お客様の声として社内のチャットルームで全社共有をしています。
また、実際に法人のお客様とのコラボレーション例をこちらの記事にまとめていますので、ご参考までにご覧くださいませ。

法人のお客様とのコラボレーション事例のインタビューへリンクしています

得意を活かしてはたらく

あなたの得意なことは何ですか?
「やっぱりヤマトさんじゃなくちゃ」
と直接・間接にお褒めいただけるような、
活躍の舞台はたくさんあります。

ぜひ面談でもあなたのことを聞かせていただければ幸いです。

採用情報(公式ホームページへ)

現在募集中の職種は、「株式会社ヤマト醤油味噌・採用情報」をご覧の上、末尾のリンクからWEBエントリーをお願いいたします。
https://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/recruit.html

現在募集中の職種は、ホームページの「採用情報」からご確認くださいませ。

応募・お問い合わせ

中途採用およびインターンシップへの応募は通年受け付けております。
「履歴書・職務経歴書」を郵送もしくは下記のフォーマットにて
株式会社ヤマト醤油味噌 採用担当:総務 山本雪子宛へお送りください。
後日あらためて採用担当者からご連絡いたします。
また、その他採用に関するお問い合わせは、下記のお問い合わせフォームからお問い合わせください。

■郵送の場合

勤務先住所:
〒920 - 0331
石川県金沢市大野町4丁目イ170番地
株式会社ヤマト醤油味噌 採用担当:総務 山本雪子宛
TEL:076-268-1248

■WEBエントリーの場合

お問い合わせ・WEBエントリー(専用フォームが開きます)

応募後の流れ

「履歴書・職務経歴書」の送付(郵送またはWEBエントリー)

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山本 耕平 (kohei_yamato)
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