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歯の重要性

こんにちは!こうへいです。

今日は読書感想を書いていきます。今月2冊目のアウトプットになります。今月はあと1冊アウトプットしていきたいと思います。

さっそくですが本の紹介に入りたいと思います。

本の紹介

今回読んだ本は、『東京医科歯科大学を主席卒業した名医が教える世界の一流はなぜ歯に気をつかうのか』(森下真紀/ダイヤモンド社出版)です。

内容は以下の通りです。

「歯」は育ち、教養、品格、自己管理能力の象徴!それなのに、ちまたの歯の情報はウソだらけ!キタナイ、臭い、痛い…そんな歯でいいのですか?東京医科歯科大を首席卒業した名医が人生を謳歌するためにも歯の正しいケア方法を伝授します!(「BOOK」データベースより)

ホリエモンこと堀江貴文さんも推薦されている本です。

この本を読む目的

今まで歯を気にすることがあまりなかったのですが、たまたま読んでいたホリエモンさんの本の中でこの本が紹介されていました。そこで興味を持ち、この本を読もうと思いました。

目的は「歯をきれいにする方法を学んで、実践する!」です。

この本での気付き

この本からも3つの気付きを得ることが出来ました。一つずつ書いていきます。

①歯についての考え方が変わった

この本は6章から形成されていますが、はじめの1章は歯についての大切さを謳っています。具体的には、以下のことが学ぶことを学ぶことが出来ました。

・アメリカでは歯は重要視度がかなり高い
・エリートとしての必要最低条件は歯を整えること
・歯はその人の出身階級や教育水準を反映する鏡
・きれいな歯はステータス
・日本人と欧米人の歯に対する意識は異なる

つまり世界の一流は歯がきれいなことはもはや当たり前だというのです。逆に歯がきれいでないと自己管理能力が低い人だとみられ、エリートになれないとまで言われています。

これだけでも歯をきれいにする理由にはなりますが、次の気付きで確実にきれいにしようと思いました。

②歯周病が多くの病気に影響している!?

歯周病は多くの方が聞いたことのある歯の病気だと思います。そこで歯周病に関しておさらいしておきましょう。

歯周病とは以下のような病気です。そして35歳を過ぎると8割以上が歯周病を抱えていると言います。(URL:http://www.oralprotect.jp/fear1.html)

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し(歯垢の蓄積)歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします(痛みはほとんどの場合ありません)。
そして、進行すると歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が動くようになり、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。(日本臨床歯周病学会より)

大変なのはこの歯周病は他の病気にも多くの影響を及ぼしているということです。糖尿病、心疾患、脳血管疾患、がん、関節リウマチ、腎臓病、早産など多くに影響すると言われています。ざっくり説明していきます。

歯茎が腫れて出血するといった歯周病の症状は、簡単に言えば、外から入ってきた細菌に対する自己防御としての「炎症反応」の結果だと言います。厄介なのはこの炎症反応。炎症反応により「炎症性物質」が作られ、血流にのって全身に波及していくのです。これがあちこちで悪さを起こします。

例えば、アルツハイマー患者の脳からは歯周病の原因菌が見つかっています。脳内に入るすべての物質は、血液脳関門と呼ばれる”関所”を通過しなければなりません。通常は炎症性物質は簡単には脳内に侵入することはできないそうなのですが、歯周病による慢性的に炎症物質が放出され、関所がダメージを長期にわたり受けることになります。結果として、関所が正常に機能しなくなり、歯周病の原因菌までもが脳内に侵入してしまうのです。

このように歯周病は全身の病気に影響を及ぼしています。歯周病は歯の病気だけだと思っていましたが、全身に影響を及ぼしてしまうこともわかりました。これは早急に対策が必要な案件です。

③歯磨きの目的

①②で歯の考え方や、歯周病の恐ろしさを理解できたかと思います。でも実際に歯周病を予防するにはどうするの?というところです。

手段としては、歯周病は毎日の正しい歯磨き(ホームケア)と定期的な専門家による検診とクリーニング(プロフェッショナルケア)が大事です。プロフェッショナルケアは3ヶ月に1度、少なくとも半年に1度が良いとされています。ただし、予防治療は保険適用外(自費)となります。。。
しかしトータル的に考え、予防治療の方が価格は抑えられると言われています。

さて、ホームケアですが、正しい歯磨きの方法を知ることが大事です。まずは目的から。正しい歯磨きの目的とは「プラークを除去すること」です。プラークとは細菌の塊です。歯周病菌は空気を嫌うためプラークなどの空気が届きにくい場所を好みます。プラークを放置することで硬い歯石となり、こうなってしまっては自分でどうすることもできません。こうならないためしっかりとプラークを除去する必要があります。

歯磨きは歯ブラシで行いますが、歯ブラシ選びも大切になってきます。この本曰くオススメの歯ブラシは、以下のようになります。歯ブラシの裏側に書かれているので、ぜひ目を通してみてください。

・かたさは「ふつう」
・ヘッドの大きさは「小さめ」
・素材はナイロン製

次に歯磨きのやり方です。目的はプラーク除去だったので、やり方はどうであれ目的が達成されればやり方は自由です。しかし歯の表面だけでなく、「歯と歯茎の境目」「歯と歯の間」を磨く必要があります。さらに歯ブラシだけでは約58%ほどしかプラークが除去できないと言います。そのため必ず歯間ブラシなどの歯間清掃器具を併用しましょう。

実はこの本を読んだのは9月末なのですが、それから約2ヶ月間以上のことを守って歯磨きを実践しています。これからも継続していき、きれいな歯を保ちたいです。

おすすめ度

★★★★★(星5)

いかがでしたでしょうか。この本は歯について専門語はあまり使わずわかりやすく教えてくれています。人前に立ったり、自分の笑顔に自信を付けたい人は一読の価値があります。今回は少ししか書けませんでしたが、もっと多くの歯に関する情報がこの本には書かれています。とってもオススメです!

最後に

歯に関する書籍を読んだのはこの本が初めてでした。しかしとってもわかりやすく書かれているため歯に関する知識を身につけることができます。毎日使う歯だからこそ、きれいなまま保ちたいものです。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた。

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