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決算書を楽しく読もう!

こんにちは!こうへいです。
今日は今月2冊目となるアウトプットをしていきたいと思います。
今回はこちらの本!

『会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方』(大手町のランダムウォーカー/KADOKAWA)です。

本の内容

決算書は最高にシビれる“謎解き”だ!クイズ×会話で数字に隠されたビジネス戦略が見えてくる。(「BOOK」データベースより)

この本は難しいイメージがある決算書を図解化し、ポップなキャラクターたちがクイズに答えながら決算書の読み方を学んでいくという内容になっています。会計に関する知識が一切ない人でも簡単に読むことができるので、入門書とも呼べる本ですね。

①そもそも決算書を読む目的とは?

決算書の中身を説明していく前に「そもそも決算書を読む目的とは?」という話からします。目的は以下のとおりです。

1.企業内部での目的
決算書から把握できる情報をつかって、経営者が経営判断をする。
2.銀行や投資家などの目的
お金を融資したり、投資したりするための判断につかう。(投資しても大丈夫なのか?)
3.企業間の取引での目的
相手企業と取引をする際、潰れずお金をしっかり払ってくれるのか判断するためにつかう。

②貸借対照表(B/S)

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決算書には特に重要なものをまとめて「財務3表」とよびます。
貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)はその一つになります。
貸借対照表とは、企業が保有している財産(現金や建物など)の残高を記録したものです。なので、貸借対照表を見ればその企業が財産をどれくらい持っているかが分かります。バランスシート(B/S)ともよばれています。
以下に用語の意味も載せておきます。

流動資産:現金、銀行の預金、受取手形、製品など
固定資産:建物、土地、敷金など
流動負債:支払手形、買掛金、短期借入金、預り金など
固定負債:長期借入金、社債、退職給付引当金など
純資産:株主資本とその他に分かれる
株主資本:資本金、利益剰余金など
その他:有価証券評価差額金、為替換算調整勘定など

③損益計算書(P/L)

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損益計算書も財務3表のうちの一つです。損益計算書は企業の1年間の活動の中で、いくら売り上げて、いくら費用がかかったのか、いくら利益が出たのかを記録したものになります。企業の1年間の成績表みたいなものですね。
こちらも以下に用語の意味を載せておきます。

販管費:商品を販売するために発生する費用と会社全体の管理にかかる費用の総称
営業外収益:本業以外の収益
営業外費用:本業以外の収益を出すために間接的にかかった費用(例:広告)
特別利益(損失):事業の売却、火災損失など

④キャッシュフロー計算書(C/F)

キャッシュフロー計算書(C/F)

キャッシュフロー計算書も財務3表の一つとなります。キャッシュフロー計算書は、その企業の現金、預金がどれくらい増減したのかを示します。これは比較的わかりやすいかもです。同じように以下に用語説明を載せてます。

営業活動:本業の営業活動で現金がどの程度増減したか?
投資活動:投資によってどの程度現金が増減したか?
財務活動:資金調達と返済でどの程度現金が増減したか?

おすすめ度

★★★★☆(星4)

この本では会計知識がゼロの人でも楽しく財務3表の概要を学ぶことができます。また、財務3表の読み方がわかるだけで企業のビジネスを理解しやすくなり、おもしろいなあと感じることができました。会計知識ゼロの方でもとっつきやすい本なのでおすすめです!

最後に

こちらの本大変おすすめなんですが、この本を読んだだけでは全てを理解することは難しいのかなと感じています。なので、引き続き勉強が必要だなと思っています。実は、こちらの著書を書いている大手町のランダムウォーカーさん、Twitter上で「会計クイズ」というものを発信しています。毎週問題を出してくれているので、これからの勉強にぜひ使っていきたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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