見出し画像

『時間のデザイン』を読んで、1日が2倍になった気がする📚読書感想

本を読みました。感想を書きます。

1.本との出会い

時々チェックしている井上新八さんのXで、新刊の情報を発見しました。

前作の「続ける思考」がとても面白かったので、今回も期待を込めて中身をあまりチェックせず購入。
読み進めてみると、その期待を裏切らない内容でした。

2. 時間をデザインするということ

井上さんがこの本で提案しているのは、「時間をデザインする」ことで1日をより豊かに使う方法です。
特に印象に残ったのは、時間を加速させるための3つのルール。

  • 鬼足でやる

  • 圧倒的に数をこなす

  • 無駄なことをとことんやる

一見、忙しくしなさいという話に聞こえますが、そうではありません。
これらのルールは、日々の時間に対する捉え方を変えるための考え。
そこには、井上さん自身の経験や日常が具体的に語られていて、とても共感できる内容でした。

3. お母さんの介護から得た気づき

井上さんが時間について深く考えるようになった背景の一つに、お母さんの認知症がありました。
介護の時間が日常に加わることで、自分のやりたいことが制限される感覚や葛藤があったそうです。

その中で、こう考えるようになったと言います。

「このまま『やれない』を増やすと、あらゆることに恨みだけが募っていきそうな気がした。だから、積極的に『やること』を増やすことにした。」

「時間のデザイン」より

この言葉が私にはとても響きました。
介護という状況に限らず、何かに追われる日々の中では、どうしても「できないこと」に目が向いてしまいがちです。
だけど、井上さんは「やりたいこと」を叶えるための仕組みを考え、実際にそれを実践している。

これが「時間のデザイン」の核心なのだと感じました。

日々の小さな習慣を積み重ねることで、「やりたいこと」の実現に向けた基盤を作っているんですね、きっと。

4. 私自身の日常への取り入れ方

井上さんの提案を読んで、私も早速「1日をデザインする」ことを始めました。

といっても、大きなことではなく、小さな習慣やチャレンジからです。

健康のための工夫や、新しいことへの挑戦、それがゲームのようなささやかな楽しみでも構いません。

毎日を繰り返す中で、天気や体調、気分によって変わる小さな違いに気づき、それを楽しむ。

この考え方は、私がNoteで書いているテーマにも通じるものがあります。
井上さんと私はほぼ同い年。
この年代ならではの「日常の小さな変化に幸せを見出す」という生き方の気づきなのかも😊
これからも大切にしていきたいと思いました。

5. まとめ

「無駄な時間なんてどこにもない。全ての時間に意味を感じて生きよう。」

「時間のデザイン」より

という井上さんの言葉に励まされながら、今日も1日を丁寧に過ごしてみようと思います。
小さな習慣やチャレンジで、自分なりの「時間のデザイン」を楽しみたいです🕊️

.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+

追記:井上さんのXから、コメントをいただきました。
本当にありがとうございます✨
どこまでも『やる』人なんだなあと思いました。
こんな片隅で投稿する私にまでコメントをくださるなんて…。
感動と感謝の気持ちでいっぱいです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集