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樺沢紫苑の『記憶脳』を読んで|学びを10倍速にする方法

本を読み終えたので感想と学びのまとめをかきます。


本の紹介

「記憶脳」樺沢紫苑

記憶の入り口の「インプット」と出口の「アウトプット」を上手に回して、人間の脳と、デジタル脳を一体化させた記憶を手に入れることができれば、仕事や学びの効率は、10倍いや100倍以上も変わってくるでしょう。

「記憶脳」樺沢紫苑・カバーより

樺沢紫苑先生の「記憶脳」は、記憶の「インプット」と「アウトプット」のプロセスを最適化することで、仕事や学びの効率を格段に向上させる方法を提案しています。

著者が精神科医としての経験を基に、脳の仕組みと記憶のメカニズムをわかりやすく解説し、効果的に記憶力を高める具体的なテクニックを紹介しています。


学びと気づき

この本から得た主な学びは以下の通り。

1 記憶のステップ

'入力'→'保持'→'想起して出力'というプロセスを経て、初めて学んだことが記憶に残ります。このステップを理解し、実践することで記憶が定着します。

2 効果的な記憶法

理解、整理、記憶、反復の4段階を踏むことで、記憶を効果的に定着させることができます。各段階を具体的にどう実行するかについて詳しく説明しています。


具体的な方法としては、「書いて覚える」「声に出して読む」「ストーリー化する」「場所を変えて学ぶ」などがあります。

エビングハウスの忘却曲線や、東北大学川島教授の脳トレ方法からも、これらの技術の効果が裏付けられています。

記憶に対するアプローチとして、場所細胞の活用や、海馬を活性化することで記憶力を高める方法も紹介されています。初めて知りました。


実践と応用

本書の学びを実生活に応用することで、日々の学習や仕事の効率を大きく改善することが可能になります。

特に、「全体像を掴んでから細部に進む」学習法や、「学びを楽しむ心持ち」が重要であることを強調しています。

短期集中講座や、東大生のノート術なども、効果的な学習法として紹介されており、これらの方法を取り入れることで、より効率的に知識を身につけることができます。


自分のTODO

この本から学んだ知識を生かして、学びに生かそうと思うことがあります。

1 記憶のステップを意識する

日々の学習で、「入力」→「保持」→「想起して出力」のプロセスを意識して取り組む。特に、新しいことを学んだ後には、積極的にその知識を使う機会を設けたり、一週間に3回思い出したり、SNSに投稿したりする。

2 効果的な記憶法の実践

「書いて覚える」「声に出して読む」「ストーリー化する」などの方法を、来週からの学習プランに組み込む。どの方法が自分に最も効果的かを見極めるために、一つずつ試してみる。

3 学習環境の変化を試す

カフェでの学習や、散歩しながらのオーディオブック学習など、新しい学習環境を試してみる。場所を変えることで記憶力がどう変わるか、みてみたい。

まとめ

「記憶脳」から、記憶力を高め、学習や仕事の効率を向上させるための実践的な方法を学ぶことができます。

脳の仕組みを理解し、効果的な記憶法を実践することで、日常生活における学びがより充実したものになると思いました。

細かなテクニックから学びの姿勢まで、幅広くカバーされているため、すべての人にとって価値ある内容となのではないでしょうか?

最近、なかなか覚えられないんだなあ・・・、
効果的な学び方が知りたいなあ・・・
という方、おすすめです!
一度読んでみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました📚





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