【詩vol.76】爆弾と拳銃
嘘つく口ほど
うるさい
蔑む見栄ばかりのプライドは
ちっちゃい
溢れる愚痴と罵倒
あなたの器はミクロ
釣った女には餌はやらぬ
昔習ったお行儀は知らないらしい
私の作ったごはん
文句をいいながら
食べるのね
なにもできない女と
周りに言って
私の洗った服で
私が起こして
当たり前のように
過ごしていくのね
私の地雷を何度も踏んで
なにごともなかったようにするけど
ずっと引き金を引いている
私のターンを待っている
傷ついた身体を引きずって
私の未来を信じてる
ズタズタのプライドを掲げてる
まだ生きてる
亡くしちゃ
亡くしちゃいけない